第92回箱根駅伝

 この文章は終了前に書いていますが、青山学院は強いですね。別次元の強さという表現がぴったりな感じです。こうなると昨年の全日本で勝てなかった事が不思議でなりません。思うにあの時は東洋大学が前半根性で、いや(根性という言葉は好きではないので)精神力で青山学院に食らいついた結果の逆転劇だったのでしょうけど、1区間20kmをこえる距離の箱根駅伝では精神力では補いきれず実力差が出たという事なのかと。しかし芦ノ湖で13校が一斉スタート。10区スタートの鶴見で8校の繰り上げは近年見た事がありません。本当に圧倒的な強さです。もちろん他校もこのまま青山学院の独走を許すとは思えませんが、青山学院には強い学校には良い選手が集まりまた強くなるという良い循環が起きていると思うので、ひっくり返すのは並大抵の努力では難しいと思います(青学には元々の大学としてのネームバリューもありますし)。もちろん駅伝、というか長距離陸上は相手との競争もありますが自分との闘いでもあります。勝てなかったチームの各選手とも悔いの残らない戦いであった事を希望しますし、もし悔いが残っていたらそれは来年に、あるいはその悔しさを糧として社会人となっての新たな道で活躍してもらいたいものです。