全日本大学駅伝

 8区106kmにもおよぶ長距離レース。ちょうど距離的には箱根の片道に近いわけですが、箱根は5人で片道を走るのに対し、全日本は8人。1区あたりの距離も短いので箱根よりもスピードも要求されます。3大駅伝とは良く言ったもので、出雲、全日本、箱根はそれぞれ性格が異なっている訳ですが、この全日本で圧倒的に強いのが駒沢大学です。そしてその強さを今年も余すところなく示し、昨年に続いての連覇とまりました。やはり8区全てに並み以上の選手を揃えるのは、3強と呼ばれ2位、3位となった東洋、早稲田と言えども厳しいという事なのでしょう。早稲田には大迫に次ぐ選手があと一人、二人必要でしょうし、東洋もあと一人でした。東海大学の村澤は残念ながらこの全日本でも走ることができず、大学での競技は終了となりました。社会人となってからの活躍に期待したいです。
 ところで、このレースの放送はテレビ朝日が行っていたのですが、CMのあまりの多さに辟易しました。ちょっと調べたところ、5時間30分程度の放送の中で1時間近くCMが占めていました。特に前半の1区、2区のレースでの動きの激しい時に2分〜5分間隔で2分強のCMが頻繁に入り、レースが動いたシーンはことごとくCMの間でした。これだけCMが多いとCMに出てくる企業名は嫌でも覚えますが、はっきり言ってマイナスイメージとして焼き付いてしまいます。今回はJAバンクがメインスポンサーだったんのですが、イメージとして「わずらわしい」「じゃま」「うざい」という印象しか残っていません。まぁ普段からJAバンクなんてお付き合も無いわけですが、何かでかかわる事になっても避けたい気分になってしまうでしょうね。