年末年始ソウル紀行

 ジュンスのコンサートの様子はレポートしましたが、それ以外の今回の旅行の話題をだらだらと書いておきます。
 今回は早めにANA便を予約しており、往路は29日8:55羽田発金浦行きの便を、帰路は年が明けての1日16:40金浦発羽田行きの便を利用しました。1週間ほど前に空席状況を確認したところどちらの便も満席だったので「ひょっとして、またもビジネスクラスにアップグレードされるか?」と淡い期待を抱いたのですが、当日携帯からチェックインしてみると、空席がたくさん。自分自身も前方席に変更してチェックインしましたので、そんな状態ですからもちろんアップグレードなどありません。帰路も同様で私の隣の席は空席でした。直前に旅行会社が席を手放したのでしょうかね?昨年は福岡->仁川、羽田->台北松山と成田<->香港がビジネスにアップグレードされたので、海外渡航で6回ANAを利用したうち、4回がビジネスにアップグレードされるという当たり年でしたが、今回の渡航は残念ながらそうはなりませんでした。まぁ、それまでが異常だったわけですけど。ところで、最近は離陸前や着陸後もビデオプログラムが視聴できるようになっていて、しかも結構最近の映画を機内で観れるようになっており、嬉しい限りです。今回も「るろうに剣心」と「ツナグ」を往復で観る事ができました。「ツナグ」は結構良い映画でした。何らかの方法でもう一度じっくりとみてみたいです。
 宿泊で利用したホテルはすでにエントリしたとおりBEST WESTERN PREMIUM GANGNAM HOTELでした。場所は地下鉄9号線終点駅のシンノンヒョン駅から徒歩6分程度です。金浦からなら乗り換えなしの1本でこれますし、9号線は延伸工事中ですが現時点では下車駅は終点なので、途中で下車駅を心配しながら確認する必要もありません。通りを隔てた向かい側にはリッツカールトン、ノボテル江南、三井ホテルなどの比較的有名なホテルが並ぶホテル街(というとちょっとイヤらしい感じの響きですが)にありますが、この辺りのホテルをご利用になった方はご存じでしょうけど、駅からかなりキツイ上り坂になっており、重い荷物を持っている場合は前の駅で下車してタクシーで来られた方が良いかもしれません。室内は普通のツインルームでバスタブもありドライヤーも完備。歯ブラシ歯磨き粉はありませんが、シャンプー、リンスは付いていました。テレビも大きなものが付いていて、部屋にいる間は妻はK-POPを満喫していました。各部屋に無線LANが無料で提供されているのもありがたいですが、速度はそれほど出ていませんでした。その他フロントは日本語ばっちりなので、日本人の人は利用し易いでしょう。2階のレストランではバイキングの朝食も摂れますが、これが22,000W(宿泊客は20%OFFの17,600W)と結構なお値段の割には、内容はイマイチでしたが、このホテル街の丘の上にはほとんどカフェなどは無く、宿泊プランで朝食を付けれるなら、そうした方が良かったかも知れません。
 食事関係ですが、初日は昼過ぎにホテルに到着しましたが、朝食を家で食べた上に、羽田のANAラウンジでも蕎麦やらを色々と食べ、さらに機内食も出たので満腹で特に何も食べず。夕方から雪が降り出し、道路も渋滞しだしたので早めにCOEXに移動しコンサートを観覧しました。話は変わりますがコンサート会場としてCOEXは悪くありませんね。通常ライブはオリンピック公園や総合運動場の施設で行われる事が多いのですが、あの辺りは時間を潰す場所を探すのは大変ですが、COEXであればカフェなどいくらでもあります。しかも店を探して歩き回ったり、入店を待っていても屋内ですので、この季節寒さに震える事もありません。COEXに着いた後はカフェで時間を潰し開演30分前に会場に入場しました。終演後はタッハンマリを食べるために新川に向かいました。が、お店は開いていたもののお店の人からバツ印を出され、既にオーダーストップとなっていました。そのためその数軒先にあるお店でタッハンマリを食べる事に。この流れ、2008年あたりからこのパターンでもう何度も続いているような感じなんですけどね。多分目指していたお店はここで、実際に入ったお店はwebで情報を見つけられませんでしたが(-_-;;、ストリートビューで見ると「春川鶏肉専門店」と看板にありました。まぁ何度も行っているので味には問題無いのは分かっていましたし、今回は気温が低かったためかビールも冷えていて美味しかったですし。

 二日目は朝食はホテルのバイキングを食べ、その後江南方面へ行くことにしたのですが、歩道が凍っていてしかも道は下り坂で超危険。坂を下り終わるまでにずいぶんと時間がかかってしまいました。後方から妻の「ヒャァッ」という声を何度聞いたことか!下り終えてほっと一息という事でTake Uarbanで一服。しかしコーヒーが薄いと思ったら、妻曰く「アメリカーノ」との事。ちなみに妻は何とアイスドリンク!? 相変わらず季節感の無いやっちゃ。しかし、韓国のカフェはコーヒーは美味しくないし値段は(日本と比べても)高いしで、残念な存在ではあります。その後は江南まで歩いて地下鉄に乗りCOEXへ行き、ジュンスのコンサートグッズを(妻が)購入。タクシーで一旦ホテルに戻ってきたあと、再びCOEXへ向かいコンサートを観覧。終演後は妻の友人たちとシンノヒョン駅裏のお店でチジミやサムギョプサルで遅い夕食となりました(こちらもお店情報不明)。


 三日目はホテルの高額なバイキングを食べたくなかったので、ホテル街の丘の上にある唯一のカフェ「COFFEENIE」へ行ってみました。チェーン店のようですがGoogle Mapsストリートビューの写真では別の名前のお店になっているので、最近になってチェーン店の「COFFEENIE」になったようです。店内はコンクリート打ちっぱなしでオシャレなデザインですが、壁の時計が動いていなくて針が空調の風でブラブラしているところなどは、情けない感じではありましたが、小さな店舗でありながらも喫煙席はきっちり仕切られているのはグッドでした。朝食でチーズトーストとコーヒーを注文しましたが、コーヒーは相変わらず薄いしチーズトーストにも蜂蜜が塗られていたのには当惑しましたが、これが意外と食べれたのにまた当惑(--;;

その後蚕室のロッテ百貨店の免税店を訪れましたが何も購入せず、地下の食料品フロアでおでんを立ち食いし、柿ドリンクを飲んで(これが美味かった!)、クリスピードーナツでドーナツを買って一旦ホテルに戻るもベッドメイキングが完了していなくて再度COFFEENIEへ。店員さんが「また来たわ」的な顔をしていましたが、1時間粘りました。その後ホテルに戻り準備をしてタクシーでCOEXへ向かいCOEXモール内の「プルコギブラザーズ」で夕食を摂りました。今回このお店が私的にはベストでした。料理は特別美味しいという事はありませんでしたし、多分韓国の水準からするとお値段も高めだったかも知れません。が、店員さんが英語が普通に通じて意思の疎通がちゃんとできた事が良かったです。4人で入りましたが量が多すぎるだろうという事でセットで3人前を注文。コンサート前なので瓶ビールを一人1本に制限しても満腹で食べきれないほどの料理が来て、一人当たり2,500円程度でした。コンサート観覧後は併設のInter Continental Hotelからタクシーに乗車しホテルに戻ってきたのは2:00頃に。日本から持って行った「どん兵衛天ぷらそば」を遅い年越しそばとして食べて就寝しました。



 最終日は、16:40分のフライトだったので、チェックアウト時刻の12:00ギリギリまでホテルに居て、荷物を預けて向かいのノボテルでバイキングを昼食として摂り、その後金浦空港にタクシーで向かい、日本に帰ってきました。


 今回も通信手段としては例によってWibro Eggを手配しました。ただし今回は金浦利用だったのでレンタルできない恐れがあったため、GLOBAL DATAの端末レンタルサービスを利用し羽田でピックアップして行きました。レンタル予約をしたのは総選挙のだいぶ前だったのですが、自民優勢が伝えられる頃から円安傾向となり、また今回のレンタルはVISAカードのポータルのVpassからの特別価格でレンタルできたので、結果的に韓国でレンタルするのと同じような料金となりました。利用金額は4日間で手数料・税込で2,565円。1日当たりにすると641円でした。今回の機種はまたも今までとは違う機種でしたが、大きな違いは充電端子がmicroUSBになっていた事です。これによって、eneloop Mobile boosterなどからの充電が可能となり、外出中にバッテリが枯渇しても充電可能となります。しかしながら結構バッテリも持つ様で、私のと妻のiPhoneで共有していましたが、出かける前にフル充電にしておくと、ホテルに戻ってきてもまだバッテリは残っていました。特に初日は雪が降ったため早めにホテルを出ましたので、7時間以上外出していましたが、ホテルに戻った時点でまだバッテリは残っていました。ただ、コンサート中はiPhoneWi-Fiは切れていましたので、バッテリ消費は抑えられていたと思いますので、フルに使ったらどれだけバッテリが持つかは分かりませんが。また、Wibroが普及したためなのか、速度が出にくくなっていました。実際、iPhoneWi-Fi設定を見てみるとEggと思われるアクセスポイントが大量に検知されましたので、日本のWiMAXと同じように利用者増で速度が落ちている可能性はあります。また、韓国でもLTEが始まっているようで、インフラ投資がそちらに向かっているのもあるかも知れません。それから、今回F-09CでKTで電話をしようとしたら、+を押しているのも関わらず「国際電話は+を押してかけてください」というメッセージが流れて、電話がかけられませんでした。SKTでは大丈夫でしたが、こちらも時々電話がかけれない事があり、今回仕事も持って行っていたので、かなり困りました。また、地下鉄車内ではGalaxy Noteやそれの類似品と思われる巨大スマホを多くの人が操作していました。画面を操作しているのは良いとして、あれで電話している姿ははたから見ているとちょっと笑えます。まぁこれも慣れなんでしょうけどね。

 今回の旅行は寒くなる事は十分承知していましたので、秘密兵器としてユニクロの暖パンとヒートテック靴下を用意して行きましたが、初日空港からホテルに向かう際には、暑すぎる感じでした。が、夕方から雪が降り翌日から一転最高気温が0℃や氷点下という日が続いたので、凄く役に立ちました。一応ヒートテックのモモヒキも持っていきましたが暖パンとヒートテック靴下で十分でした(靴はスウェードのショートブーツでした)。個人的には暖パンは大ヒットです(^^)v しかし、陽が当たっているのに雪が融けないというのは、気温が0℃以下だったからという事なのでしょうね。元旦に羽田に着きましたが日本は10℃以上あったようで、氷点下の国から来たら暑くてたまりませんでした。次の渡韓は温かくなってからであって欲しいものです。