XIA 1st Asia Tour in Taipei"TARANTALLEGRA"

XIA台北ライブポスター

 今回の旅行のメインのジュンスのライブを昨日観覧しました。会場は台北アリーナではなく、台湾大学の体育館で、私たちの宿泊していた長春路のホテルからはタクシーで20分くらい。ホテルを出る18:00前くらいから雨が降り出しており、会場に着いた頃にはかなりの雨でしたが、タクシーは普通に走って無事到着しました。会場への入場は階段を3階まで上った入り口から。韓国などで行われている厳しい(?)持ち物検査はなく、すんなり入場できました。今回はアリーナはスタンディングではなく座席があり、私たちの席はセンターステージの突端から6列目程度のユノ側のブロックでしたので、かなり良く見えました。会場はアリーナやステージ正面のスタンドは満席。左右のスタンドの上層に少し空き席が見えましたが、メインステージ億が見えなくなるため、販売をしていなかったための空席かも知れません。ステージセットはソウル公演と基本同じですが、左右のスクリーンの周囲の綺麗な装飾はなくなっており、やぐらにスクリーンが貼り付けられているだけで、そのスクリーンがアスペクト比が狂っていて縦長に映るのもソウルと同じでした。でもま、ホテルでテレビを見ていると、ここ台北もソウルも縦横比が狂った番組を平気で放送しているので、そういう事は気にならないのかもしれませんが。
 セットリストもソウルとは同様。ただ、生ピアノは出てきませんでした。また、ダンサーさんが男性・女性とも韓国人に全員入れ替わっておりましたが、私にはその方がなんとなくしっくりときました。MCタイムは中国語の通訳さんがついておりましたが、韓国語に直接反応する人たちと、遅れて通訳の中国語に反応する人たちと、でどちらにも反応できない私と、と言う感じで少し面白い感じでした。また、韓国のライブは基本着席観覧ですが、台湾は立ち上がるんですね。台湾でアリーナで座席のあるライブは初だったので、初めて知りました。
 今回の席はステージに近かったので良く見えましたが、Tarantallegraの歌いだしでジュンスが乗っている昇降式のやぐらがジュンスのダンスとともに左右に大きくグラグラ揺れているのがはっきり見えて「ありゃヤバイんじゃないか」と一瞬危険を感じました。妻もとなりで「あぶない」と叫んでましたし(^^; また、最後の「露を宿した樹」用に黄色いスティックライトが座席に配布されていたのですが、何とそれには「XIA 1st Asia Tour in Taiwan・・・with TAIWAN FANS」と印刷されていました。今まで配布されたこの手のスティックには何か印刷されていた事はありませんでした。これでは光らなくなっても捨てるわけに行きませんね。また、ライブが終わった後気がついたのですが、そのスティックライトと一緒に座席におかれていた紙には「場内応援説明」と書かれていて、何曲かの掛け声のかけ方などの説明がされていました。表記はほとんど漢字ですが、大体の意味が分かりました。このような細かいところに気がつくのは大陸とは全く違って日本のメンタリティに近く居心地が良い感じです。アリーナ席の並びはライブ終了まできちんと維持されていましたし、出待ちで車を取り囲んでいた人たちが、「車が動くのでどいてください(と言ったと思います)」の声にさっと路を明けるところなど、韓国では絶対に考えられませんからね。

 ライブの最後にはまたもジュンスの目が涙目になっていました。会場は小さかったですが、その熱気はすごかったです。きっとその熱気に彼も心を打たれたのでしょう。この後は香港、マカオで公演が予定されているようですが、私は今のところ行く予定はありません。できれば日本で開催してもらいたいですし、JYjでの3人のライブも期待したいところです。