遅くなりましたが、標題のライブの感想を書きたいと思います。ステージセットなどに関しては二日目の記事に書きましたので、最終日限定の話題と3日間まとめての感想を記述します。
最終日はカウントダウンライブでしたので、前2日が19:00開演だったのに対し、この日は22:00開演。会場のCOEXに18:30頃に着いて妻と妻の友人二人の合計4人でCOEX地下のプルコギブラザーズというプルコギ専門店で食事をし、その後カフェで時間をつぶして21:30頃会場に入りました。
私の席は二日目のスタンド席からステージ向かって左手に移動したあたりの位置。距離は遠いですが、アリーナブロックと違って良く見渡せました。最終日だからといってステージセットには特に変更はありませんでした。最終日の違いはまずは新年へのカウントダウンがあった事でしょうか。そしてその後会場から自然とハッピバースデーの合唱が。そういえばジュンスの誕生日は公式には1月1日でしたね。その後にアンコールパートに入る前に何とジュンスママとの共演がありました!この日は座席にピンク色にメッセージの書かれたバナーと白いスティックライトが置かれていて、Thank U Forではピンクのバナーを掲げて、また「愛は雪花のように」では赤いスティックライトを消して白いスティックライトを使うという趣向がありました。なお会場の一部はピンク色のスティックライトでした。多分ハートマークか何かの形になっていたのかも知れませんが、私は後ろから見ていたので、どういう形だったのかは分かりませんでした。また、ミュージカルパートとバラードパートの間のナレーションでジェジュンが「きっと私も会場のどこかで見ていますよ」と語っていたのですが、最終日は本当にジェジュンが会場に居たようです!!ちなみに私はご存じのとおり韓国語はさっぱり分かりませんが、今回はオープニングと中間のナレーションには日本語の字幕がありました。ただ、当然のごとくMCは全て韓国語。それも三日とも話している内容は異なっていたようでした。それにカウントダウンも韓国語だったので、カウントダウンできなかった!!という落ちもありました(-_-;; また、歌う前にジュンスが曲名を言っていたようなのですが、当然分からず。こちらのリンクにセットリストをまとめているのですが、分からない曲なども結構ありまして、ご存知の方。あるいは間違いがある場合などご指摘・ご教示いただけると幸いです。で、セットリストをご覧になっていただけると分かりますように、かなりMCが多かったです。なので初日は「さっさと次の歌に行ってくれよ」的な気分だったのですが、二日目、三日目は会場とジュンスのやりとりや、それに伴うジュンスの表情が面白く、意味は不明でしたが結構楽しめました。ジュンスはカリスマを見せようとしているようでしたが、会場からは「カワイイ〜」的な発言が多かったようです。最初のMCでコンサートのタイトルを言うときもわざとなのか、間隔をあけて話すので「2012 XIA」(会場笑い)「Ballad & Musical Concert」(会場笑い)「with Orchestra」(会場笑い)「へようこそ」(会場拍手)というような感じで、会場は終始ほのぼのとした感じでした。
今回のコンサートではダンスがあったのはエリザベートの「最後の踊り」「Lullaby」「UNCOMITTED」「Tarantallegra」のオリジナルバージョンの4曲だけで、ジュンスらしい気合の入ったダンスはTarantallegraだけでした。歌唱力は彼の大きな魅力ですが、もう一つの魅力のダンスをほとんど封印してもこれだけ素晴らしいステージを見せることができたのには驚きました。ただ、その分Tarantallegraのダンスの気合の入り方は半端なく、腕や足が抜けてすっ飛んでゆくんじゃないかと思うほどの凄い振りとキレのダンスでした。一方バラードパートで「露を宿した木」が歌われなかったのが不思議でした。きっと最終日のダブルアンコールになるだろうと思ったのですが、結局最終日にも歌われず。この曲好きなのですが、何故?という感じでした。
今回のコンサートは初日から完璧だと思いましたが、二日目音響ミスがありながら最終日にはそれを修正してまたも完璧なステージでした。韓国のライブでは初日などは結構ゲネプロ的でグタグタになる事も多いのですが、そういう事も無く。というか三日間ともコンサートが完全に定刻にスタートした事自体にも驚かされました。「やれば出来るじゃん」という感じですね。今までも韓国では"O"コンサートやミロコンのように三日間続けてライブが行われる事はありましたが、三日間連続で見た事はありませんでした。今回は最終日に2013年へのカウントダウンという趣向があったので、サプライズがあるだろうという予想もあってか、三日間観る決心をしたのですが、結果的には飽きる事なく楽しめました。このように素晴らしい単独でのコンサートを観てしまうと、JYj3人でのライブへの期待がますます高まってしまいます。今回のライブに負けない素晴らしいステージを、今年は是非3人で披露して欲しいと思ったのでした。
【追記】3日ともアンコールパートのUNCOMITTEDの後に客席をバックにスチル撮影があったのですが、最終日はライブのSummer Dreamで良くやっていた、うつ伏せに寝て肘をたて、あごの下に手を添えるポーズで撮影しました(^^;; スチル撮影終了後にファンから客席側に向いてやって欲しいというような声がかかったのでしょうか、かなり照れながらファンにサービスしてくれていました。