名古屋ウィメンズマラソン 2016結果

 昨日は一日六大学OBOGバンドのプレイベントで外出していたので、標題のマラソンはリアルタイムで見られませんでしたが、帰宅後録画で確認しておりました。そのため今日はかなりの睡眠不足ですが。
 予想ではもっと暑くなると思っていましたが、意外やちょうど寒気到来のタイミングでマラソンにはちょうど良い気温でした。さらにリオ五輪への最終選考レースという事で各選手とも万全の調整で最後まで見ごたえのあるレースでした。第一生命 田中智美と天満屋 小原怜のデッドヒートは凄かったです。またスズキの清田真央、積水化学の桑原彩らの初マラソン組みも素晴らしいタイムでゴールしており日本の女子マラソンの将来に期待ができる結果とまりました。
 オリンピック選考という意味では名古屋では大阪の福士のタイムを上回る選手は出なかったため、陸連理事からの発表もありましたが、福士が事実上の内定を獲得。残り一名も名古屋からで田中智美が有力となっているようです。小原怜とはゴールタイムは1秒しか差はありませんが、1秒差でも順位には差がつくわけで残酷ですが仕方ないところです。福士のゴールタイムは名古屋トップゴールしたバーレーンのキルワのタイムも上回っており、コースは異なりますが、世界に伍してゆける記録であろうと思われますので、男子には無理でしょうけど女子にはリオでのメダルを期待したいところです。
 ところで、このレースが実質的な引退レースとなった野口みずきには心から拍手を送りたいです。凡人には理解できませんが、メダリストとして競技する事、いや人生を送る事は相当のプレッシャーがあったでしょう。今後どういった道に進むのかはわかりませんが、ゆっくり休んでいただき、その後はできるなら日本長距離陸上のさらなる向上のための力になってもらいたいです。