昨日、福岡ヤフオクドームでの初日のライブを観覧しました。基本的には札幌ドームと同じ内容なので、詳細はこちらをご覧下さい・・・では終わらせられませんので、少し書きたいと思います。
札幌ドーム同様福岡ドームも遠くからは見ていましたが、中に入るのはもちろん、周辺の商業施設を見るのも初めてでした。当初天神バスセンターから臨時バスが出ているという事で16:00頃バスセンターに行っては見たものの、九十九折の長蛇の列に目まいを感じ、結局地下鉄で天神から唐人町へ行き、そこからはドームまで徒歩で向かいました。商業施設(ホークスタウンって言うんでしたでしょうか)では特に何かを買いたいとも思っていませんでしたので、ほぼ素通りでしたが。
今回はプレミアムシートでしたがそのゲートが見つけられず、長い階段を上って通常の入り口のレベルまで上がったのですが、そこからまたエスカレーターで1階まで戻るという事で、単に位置エネルギーを得て、すぐに消費するという無駄な行動にちょっと気がめいりました。さらにスポーツタオルですが、購入する気満々だったのですが、実物を見てみるとどうにも色合いに納得ができず、Oceanで1分程度使ううためだけにお金を払うのももったいないというせこい考えが風船のように大きくなっていってしまい、結局購入に至りませんでした。そのプレミアムシートでの私の場所ですが、P26ブロックの後ろの方で、メインステージからはかなり遠く花道との間にも1ブロックあり、全体を通してはあまり良い席ではありませんでしたが、私は通路側の席でその通路を「Rat Tat Tat」でユノとチャンミンが通るという事で、周囲の乙女達はライブが始まる前から興奮していて「ああ、もうだめ」等の艶めかしい言葉を連発していて「おいおい、これじゃ本当に横を通った時にどうなるだよぉ」と心の中で呟いておりました。
福岡ヤフオクドームはご存知のとおり開閉する天井が特徴の竹中工務店による傑作です。そのギミックを利用して、福岡に飛来した3匹のギャオスの捕獲に使われたのは有名です。しかしドームの中からは残念ながらその開閉する機構の様子は確認できませんでた。また、音響的には東京ドーム以上、札幌ドーム以下という感じでした。プレミアム席では前方のスピーカーからの音がダイレクトに耳に届くので遅延してくる他の音にはあまり煩わされる事はありませんでしたが、MCの時にははっきりエコーが後ろから返ってくるのが聞こえていたので、席位置によっては反射音が気になったかも知れません。
さて、ライブはステージセットもセットリストも札幌と同じですので(まぁそうそう変更にはならんわな)ここでは特に書きませんので、早速MCの話に。4曲終わった後の一発目のMCでユノが「今日は東方神起と皆さんとどっちが先に疲れるかの勝負です」とかっこよく言ったのですが、何か変ですよね?会場からも失笑が湧き上がっていました。ここのMCは非常に短いつなぎですが、例によって「次の曲へ」の言葉に会場は「エ〜」と反応したのですが、チャンミンが小さく首を左右に振って一言「無駄です」で次の曲に!う〜ん、昔の事を知っている者としては、長足の進歩だなぁなどと。でもまぁ、あの大阪城ホールで観客に押し切られたのは2009年の事でしたから、あれからもう4年ですもんね。次の中間のMCは札幌と基本同じく「今でしょ」「フライングゲット」「当たり前体操」での進行でしたが、ユノが福岡の方言で「チカバアツカネ(?)」と皆に声をかけるのですが、私の周囲では「キャー」と声を出しつつも皆ちょっと首をひねっていました。また同じくユノが「もっともっと盛り上がっていくぜ」を「もっともっと盛り上がっていくねん」と言ったのですが「ねん」を付けるのは関西弁でしょ?で、会場から間違いを指摘されて「盛り上がっていくばい」と訂正していました。チャンミンからは「ダンサーさんからは正しく教えられたのに、ユノが間違えました」と突っ込まれていました。それ以外にもチャンミンがマネージャーから「絶対に会場が吹きますよ」と教えられた言葉も不発に終わっていました。札幌では「今でしょ」の表情に関してチャンミンが拘っていましたが、ここではユノがカメラ目線で挑戦。目を大きく開いたアップ表情に会場からは「カワイイ」の声が飛び交っていました(^^;; なお、福岡の特長の話しに及んだんですが、チャンミンがユノに「何ですか?」と質問したのに対してユノがそのまま聞き返したので、チャンミンが「聞かれたでしょ?」とちょっと切れ気味に反応。でもしぶしぶ明太子とホークスを上げ、ユノがイチゴを。しかもそのイチゴをユノが「ヤバイヨヤバイヨ」と変な声で反応しチャンミンから「また変な人になりましたね?」と突っ込まれたり、大滝秀治さんのマネで応対したりして笑いをとっていましたが、ところで彼ら大滝秀治さんが死去されたのは知っているのでしょうか?なお、札幌と比較すると食べ物に関してチャンミンからは気持ちの入ったコメントが無かったので、土曜日の時点では彼らはまだ福岡のグルメを実際に堪能していなかったのではないでしょうか?その他「ウィアーティー」の掛け声がクアラルンプールでもファンが知っていたとか、ユノのお父さんが「ティー」と渋く言っていたとか(ホンマかいな?)。ここでの「エー」に対する返しは「残っている歌もいい曲ですから皆さんに聞かせたいです」「いつ歌うんですか!?」で会場から「今でしょ」の声を誘って「Rat Tat Tat」に無事入れました。アンコールパートのMCは札幌と同じく、ユノが4文字熟語を連ねて過去からの活動を綴りつつ展開。ただ、難しい4文字熟語は使っているのに普通の会話は良く間違っているとチャンミンから皮肉を言われていました。チャンミンからのここでの名言はジム・ビショップの「1分前のように遠い時間は無い」でした。1分前は過去になってしまって遠い時間なので、時間を大事にしてくださいという意味だそうです。ただ「この名言を用意するのもプレッシャーを感じてます」という事です。名言はたくさんあるけど、短くてインパクトのある物を探すのが大変だそうです。それでも会場からの「エー」の声にチャンミンが「皆さん暇ですか?」と切り返し。ユノは「Oceanはとても良い曲ですから後はよろしく」と間接的に(皆さん買ってねを)表現していました。また、アンコールパートでところどころでTVドラマのガリレオの福山雅治のモノマネで「福岡、実に面白い」などタイミングよく放り込んできて、会場を沸かせていました。
今回も3時間を少し越える時間のライブでしたが、福岡の会場では合間の映像でも私の周りでは座る人は少なく、皆さん元気でしたね。ただ、メンバーもファンも熱かったのですがそれ以上に会場が暑かった!入場して着席した時点で爽快汗拭きシート(こういった製品の一般名は何なんだろうか?)で汗を拭いたのですが、その後もライブ中に2回も使う事になりました。チャンミンなんてもう滝の汗。札幌では涼しいかをだったユノでさえかなりの汗をかいていました。空調をもうちょっと効かせて欲しかったですが、空調を上回る熱気だったのかも知れません。さて、私は次は東京ドームの最終日の月曜日の観覧です。札幌、福岡、東京とだいたい3週間間隔で観覧という感じになっておりますが、今年のツアーの最終日ではありませんが、ドームでの最終日ですので何かのサプライズがある事を期待しつつ観覧したいと思います。