The Return of JYJ 東京ドーム公演、初日・二日目感想

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 標題のライブも初日、二日目が無事終了。本日の最終日を残すのみとなりました。まずは最終日を前に二日間観覧したところでの感想など書きたいと思います。
 まず、例によってステージセットから。ステージはTHANKSGIVING LIVEのようなセンターにステージがあるタイプでなく、一般的なスコアボード側にステージを配するスタイル。そのメインステージから花道が延びて、円形のセンターステージ、さらにバックネット前のバックステージまで花道は続きます。今回の花道の形はギリシャ文字の「ψ」な感じでセンターステージから左右に伸びてメインステージへ繋がる花道は円弧を描いている形状でした。センターステージ、バックステージはそれぞれ高くせり上がり、センターステージはさらに回転もします。花道のメインステージとセンターステージの間のセンターステージ寄り、およびメインステージにはポップアップが配置され、メインステージ上はメンバーの登場や引ける際に、花道のものはセンターステージでのMC後に引ける際に使われました。メインステージ中央にはアーチ上のスクリーンがあり、その中にバンドが配置され、バンドの後ろにひな壇のステージがありその奥もスクリーンになっていました。またこのアーチの左右にもかなり大きなスクリーンが配置され、その大きさと表示の綺麗さで、The Secret Codeの時のようにスクリーンをオペラグラスで見る必要は今回は全くありません。さらにスタンド1階席の突端にも小さなスクリーンが左右に配置されていました。なお、メインステージ上の左右の大型スクリーンは3つに分割されて展開するように移動する構造になっており3人の姿を個別に映すなどに利用され、さらにこのスクリーンの後ろには効果映像を映すスクリーンが配されていました。なお、アーチの中のステージ奥のスクリーンはかなり奥まっていてセンターから外れるとかなり観難いうえに、歌によっては歌詞が表示されたりするなど、左右の大型スクリーンに映されない結構重要な情報が映されたりしていたので、この配置、あるいはスクリーンの使い方はもう少し考えて欲しかったところです。なお、バンドはみな韓国人、ダンサーには日本人のような名前も見えましたが基本韓国から来ており、照明さんも韓国人のようなので、きっとほとんどが韓国人スタッフで進行しているのではないかと思われますが、そうだとするとかなり良い出来です。
 ライブは二日ともほぼ定刻に始まったようです。冒頭は映像が映されていたようですが、残念ながら私は見ることが出来ておりません。冒頭映像、およびライブ途中、そしてアンコール前、ライブ終了後に流れる映像でストーリーを持っているようですので、およその予想はできますがこの点は本日観覧後に書きたいと思います。 ライブはこちらのセットリストのとおりMISSIONからスタート!迫力あるステージです。次のAyyy Girlはオリジナルとは違ったひたちなかで披露されたのと同じアレンジの少しスローなバージョン、そしてBe The Oneと3曲続いてからMCに入るところは、昔からのステージ構成と同じ感じです。その後はカバー曲などを含めてソロステージがMCをはさみつつ14曲続きます。さて、ソロステージの後の3人でのIn Heavenの素晴らしさ!美しさだけでなく迫力を感じました!自然に目頭が熱くなります。続いて、ひたちなかで聴けなかったThe Boy's Letter。この曲も本当にすばらしいです。以前から何度も書いていますが、最後に向けて波が 寄せては引き次に来るときにはさらに大きな波になっている。晩年耳が聞こえなくなったベートーベンのアレンジのようです。ひたちなかで聴けなかったあと、何回かリクエストのメールを送ったのですが、それが功を奏した事は全く無いでしょうけど、また聴けて本当に良かったです。そしてこの曲の最後にはステージ左右のスクリーンにメンバーの気持ちやファンへの思いが書かれた手紙が映されるという演出にも感動ものでした。You'reでは会場をワゴンで移動しボールを会場に投げます。会場は大熱狂!初日、二日目ともジュンスはバックネット前でバックネットを越えてスタンドにボールを投げ入れるパフォーマンス!私はしっかり見てましたよ(^-^)v そして次のチャジャッタはメンバーも驚くほどの凄い大合唱です。いやぁ、光州のライブのようなあの一体感をこの巨大な東京ドームで感じるとは思いませんでした!アンコールパートではまずはBe My Girlのダンスバージョン。さらに円弧状の花道に並んだダンサーさんが順に手を上げてゆくのに合わせてウェーブをするのですが、広いドームではあのペースでのウェーブはちょっと無理がありましたね。最後のEmptyでの見所はジュンスの片手倒立ですが、初日はバッチリでしたが二日目はちょっと失敗。どこか痛めていないと良いのですが。こんな感じで3人のパートでソロステージを挟むような構成でしたが、昨年1年は3人での音楽活動をしていない事もあって、ソロステージ中心になるのは仕方ないところもあるかも知れませんが、やはりJYjの魅力は3人のハーモニーとダンスパフォーマンスにあるわけですし、その点ちょっと不満ではあります。また、3人のステージでも若干のバランスの悪さを感じることもありました。ミュージカルやソロ活動を続けてきたジュンスが声が良く出ているのに対して、他の二人がちょっと足りない感じで。その辺りは音響でカバーできそうではあるのですが・・・。またジェジュンは初日はちょっと調子が良くなかったかも知れません。ただ、ユチョンは一人で歌うと聴かせますね。あのいやらしい歌い方は好きですよ。何だかんだ言いつつ、3時間飽きる事無く、というかむしろあっという間でした。
 ところで、MCですが、初日はジュンスのオヤジギャグなども入ってグダグダ、いや楽しく進みましたが、二日目は結構あっさりでした。初日はジュンスの、青山、表参道、卵の黄身も好きだけど、が3連発で炸裂。さらに最近の日本のギャグとして「今でしょう」やキンタローの「フライングゲット」(用法は「皆さんJYjで〜す。よろしくお願いしま〜す。フライングゲット」でした。)などMCで飛び出したのですが、二日目はそういった話はありませんでした。あと面白かったのは、ジュンスが「みんな空の下」の説明で初日「僕がたちの気持ちがこまった」と言ったので、会場から失笑が起きました。おまけ「こまった」ってどういう事?という感じでしたが、二日目に「昨日は間違えて「こまった」といってしまいましたが、「こもった」でした」という訂正説明がありました。しかしMC中に話すジュンスの姿を嬉しそうに見るユチョンの姿。昔から変わりませんね。ジェジュンが「日本にしばらく来れなかった間に、僕たちは変わりましたか?」とMCで訊いていましたが、それぞれ色々な部分で変わっていると思います。それは一言では言い表せませんが、でも変わっていない部分もあってそういう部分を見れるのが私としてはとても嬉しいです。
 その他色々と書きたい事もありますが、とりあえず二日目までのまとめという事で、一旦アップさせていただきます。