LIVE TOURE 2014 〜TREE〜 福井公演2日目観覧

東方神起TREE 福井2日目

 昨日、福井に向かっている事はエントリしましたが、敦賀で一泊して本日帰宅しました。敦賀のホテルでエントリしようと思ったのですが、夕食に美味しい料理とお酒で幸せな気分になって、ホテルに帰ったらバタンキュー(死語?)でした。
 さて、まずはステージセットからのご説明ですが、中々に複雑で記述による説明が難しいのですが・・・。まずステージはメインステージの他、花道の先にある円形のセンターステージ。そしてそのセンターステージからY字に左右に伸びるサブステージがありました。ちょうどThe Secret Codeの時とよく似ています。次にスクリーンですが、メインステージ背後に大スクリーンがあり、その左右にサブスクリーンが配置されていましたが、サブスクリーンはちょっと小さく感じました。そしてメインステージ中央前方に水平に埋め込まれたスクリーンがあります。このスクリーンは演出に応じて垂直になるまで起き上がってきます。メインステージ上には奥に小さ目のリフトが、そしてその前に大きなリフトがあります。大きなリフトは単に上下するだけでなく、その前のメインステージ上のスクリーンの起き上がり加減に応じて、前後に移動するようになっていました。さらに花道自体、いくつかのブロックに分かれてリフトするようになっており、センターステージ中央もリフトしますので、花道とセンターステージ、そしてメインステージのリフトが繋がり空中に花道が形作られるような感じになります。メインステージ上には背後の左右にライトが多数装着された装飾がありますが、これは演出に応じて左右に動きます。また、ステージ前方左右袖には階段状のステージがありましたが、これも左右に動き、演出によってはメインステージのリフトにつながりメインステージとリフトの上を行き来する階段としても利用されました。メインステージはリフトで左右に分割された格好になるので、バンドも左右に分かれて配置されていました。メンバーはいつものベース、ギター、ドラム、パーカッション、キーボードでした。メインステージ前には火炎放射器や花火の発射機もあり、冒頭の曲では火炎放射器からは青い炎が出て「おお、綺麗」などと思いましたが、今回のステージセットには度肝を抜くものがありました。それはセンターステージのリフトしない周囲の部分から大量の水が噴出したのでした。そう噴水が仕込まれていたのです。水を使った演出は、韓国のOコンサートでのジュンスのソロステージの冒頭、雨に濡れるシーンがありそこで水が使われましたが、今回の水の量はそんなもんじゃありませんでした。もう盛大に噴出し、しかも曲に合わせて高さが変わったり。あれ、周囲の観客にはかかってないんでしょうかね?でもまぁ、噴水が使われた後、会場が何となく涼しくなったような気がしましたので悪くないかも知れませんが、暗転した中スタッフさんが一生懸命モップで水を吹きとっているのをしっかり目撃しましたけど。
 ところで私はファンミもリリースイベントも外れまくったので、彼らを生で見るのは、昨年のライブ以来という事になります。会場のサンドーム福井が小さいとはいえ、2階席後方から見ても、はっきり見える彼らは、デカイ!ダンサーさんたちより頭ひとつ大きいですし、そのパフォーマンスも圧倒的でした。セットリストはこちらに置いてありますが、3曲目は聴いたことが無い曲だったのですが、調べてみたところSCREAMのカップリングだった「Disvelocity」だったようです。なぜ聴いたことが無いのかと思ってiTunesを調べてみたらSCREAMがアルバムとして存在していない!CDはあるので取り込み忘れていたようです(-_-;; 今回のツアーでの5人の時の歌は「With All My Heart」とアンコールパートのオープニングの「miss you」でした。「With All My Heart」は昨年の「時ヲ止メテ」ほどハラハラせずに聴けましたが、5人の重厚なハーモニーの歌なのでやはり2人で歌うには無理があるかなぁ・・・と。一方「miss you」はそれほどハーモニーに重点を置かれた曲ではないので、2人で歌っても悪くない感じですね。楽しみにしていたSomethingですが、やはりトランペットやトロンボーン奏者は出てきませんでした。まぁ期待はしていませんでしたが、演出でダンサーさんが楽器持って踊ったりするかと思いましたが、それも無し。シンセサイザーがあれば何でもできますが、ちょっと寂しいかな。というか曲冒頭のトランペットのグリッサンドはシンセでできるのだろうか?できないとなると、録音を流していたという事なんですよね。あ、でもSomethingが始まる前の演出(酒場でのやり取りかな?)は面白い演出でしたね。チャンミンが秘孔を突くパンチを出していましたが(笑) ところで、アルバム「TREE」の曲では「TREE OF LIFE」がコンサートのエンディング曲になると思っていたのですが、歌われたのはアンコール前の最後の曲として。と言う事はアンコールパートはテーマとしての「TREE」とは別物という扱いのような感じですかね。まぁアンコールはTシャツというラフなスタイルですので、そういう扱いでも良いと思いました。
 さて、MCですが、どうにもちょっと違和感がありました。チャンミンには昔の毒々しさはあまり無く、ユノもちょっとぼーっとした感じでチャンミンと歯車が噛み合っていませんでした。最初のMCではインカムにチャンミンの音が入ってこないとユノが言ってましたが、そういう事では無い様に感じました。日本語もだいぶ退化しているような感じもしました(特にユノが)。これなら、ジュンスの方が日本語が上手かったかも。今回のツアーはずっとこんな感じなんでしょうか?それともこの日だけ?内容的にもあまり積極的に書くような事も無いのですが、ちょっと書いておきましょう。MCの前の「Wedding dress」で両翼のサブステージ上で結婚式衣装の二組のダンサーが踊っているのですが、その一方が本当のカップルで、一方は単なるダンサー同士で雰囲気が全く違いますよね、という話をしていて、ユノが「新婚っていいですよね」とつぶやいたところ、チャンミンが「まだした事も無いのに分かるんですか?」と突っ込んだところ、ユノが「いつかは」と言ったとたん、会場から一斉に「ダメー」とか「イヤー」とかの声が。それに対してユノが「僕は皆さんの物ではありませんよ。皆さんのワンちゃんでもありません」と発言。会場からは「カワイイー」の声がかかったところ「カワイイじゃなくカッコいいです」と。ところで、実はユノはライブの最初の挨拶で「みなさんのユノですよ〜」と発言していたんですけどね(^^;;
 今回は私は初の福井県訪問。当然サンドーム福井も初めてでした。外観は北陸本線で通過する際に何度もみていましたが、外観どおり内部も完全な円形でした。規模的には神戸ワールドよりちょっと大きいくらいでしょうか。スタンドの客席は神戸ワールドよりはるかに余裕があって快適でした。屋根もしっかりした構造なので、コンサートホールには遠く及びませんが変なエコーなどもなく音響的には優れている会場だと思います。何より、会場が大きくないので2階スタンド上段の私の席からも十分に近く感じられました。関西方面からは行きやすいので、関西の人にはこの会場は穴場ですね。下手に京セラドームのような大きな会場で見るよりは、はるかに臨場感があるライブが楽しめますし、大阪城ホールと比べても、スタンド席からセンターステージへの距離は均等になるので、席位置による見易さにそれほど差が出にくいように思います。ただ、メインステージのすぐ脇の席はメインステージが見難いかも知れません。しかしながら、この会場の問題は交通の便です。JR鯖江駅から徒歩15分はまぁ許せるとしても、列車が30分に1本しか無いのが困りものです。昨日ライブ終了後の鯖江駅はカオス状態。しかも乗客をさばく駅員も「○○号のプラカードが見当たらないが、もうホームに入ったのか?」とか「まだ指定席に余裕はあるのか?」などと駅員同士でおろおろと確認をしていたり、行先の列を作っているプラカードを持った駅員がうろうろ動き回ったりで、慣れていない感が漂っていました。2年前にもここで東方神起はライブをしているはずだし、東方神起以外でもサンドームでライブやイベントはあるでしょうに・・・。で、私は20:06発の敦賀行き各駅停車に乗り、運よく座れたのですが、東京のラッシュ時のような列車の混雑ぶりに、福井方面から乗車していた客がビックリしていました。私の隣のおっちゃんは、乗客を珍しそうにじろじろ見ていましたが、敦賀到着時に私に「今日は何があったんですか?」とついに質問してきました。「コンサートですよ」と答えると「誰ですか?」とさらに訊くので「東方神起です」と答えると「ああ」と一言。あなた東方神起知らないでしょ?と心の中で思ったのでした。
 さて、次に観覧する公演は、今週水曜日21日の東京ドームです。座席はプレミアムシートなので、私も遂に東京ドームのアリーナに立つ!