第3戦中国GP決勝

 仕事から帰宅して、昨晩の地上波の録画を見ておりました。で、ベッテル遂に敗れる!スタートでバトン、ハミルトンのマクラーレン勢に前に行かれ、ピットストップ後はなぜかロズベルグがリーダーとなったこのレースですが、中盤以降はやはりベッテルがレースをリード。しかしながら、2回ピットストップ戦略での終盤のタイヤのヘタリに耐えかねて、遂にトップをハミルトンに譲り渡しての2位フィニッシュとなりました。同僚のウェバーは18番グリッドからのスタートで3位でフィニッシュしました。レース中目についたのは、古いタイヤで我慢して走っていても、あっという間に抜かれてしまうシーンが多々見られました。このサーキットではピットストップを減らすより、ピット回数は増えてもタイヤがフレッシュな状態で走った方が良い結果になったようです。また、メルセデスGPがマシン改良によって大きくパフォーマンスアップしてきました。ロズベルグは一時レースをリードしますし、シューマッハアロンソとバトルを繰り返しました。シューマッハの走りが楽しそうに見えました。可夢偉は今回はギリギリ10位での入賞を果たしました。ただ、今回は13番グリッドからのスタートでしたので、3つ順位を上げてのフィニッシュです。彼の偉いところは、必ずスタートよりも上の順位でフィニッシュしているところです。過去日本人ドライバーではこういった堅実さを見せるドライバーはあまり居なかったように思います。さて第4戦は少し間が空いて、5月8日のトルコGPです。時間があるので各チーム色々とアップデートしてくるでしょうから、今回のメルセデスGPのようにジャンプアップしてくるチームもあるでしょう。イスタンブールは今回の上海よりもオーバーテイクがしやすいサーキットですので、今回以上にめまぐるしく順位が変わる可能性があり、ピット戦略と合わせて結果の予想は困難で、楽しみなレースです。

順位 ドライバー チーム
L.ハミルトン マクラーレン
S.ベッテル レッドブル
M.ウェバー レッドブル
J.バトン マクラーレン
N.ロズベルグ メルセデス
F.マッサ フェラーリ
F.アロンソ フェラーリ
M.シューマッハ メルセデス
V.ペトロフ ルノー
10 小林可夢偉 ザウバー
11 P.ディ・レスタ フォースインディア
12 N.ハイドフェルド ルノー
13 R.バリチェロ ウィリアムズ
14 S.ブエミ トロ ロッソ
15 A.スーティル フォースインディア
16 H.コバライネン ロータス
17 S.ペレス ザウバー
18 P.マルドナド ウィリアムズ
19 J.トゥルーリ ロータス
20 J.タンブロジオ ヴァージン
21 T.グロック ヴァージン
22 V.リウッツィ HRT
23 N.カーティケヤン HRT