3番グリッドのアロンソはスタートでウェバーの前に出るが、ベッテルはそのまま1位で第一コーナーへ。その後1周に1秒アロンソを引き離す快走。何か無い限り優勝はベッテルの物でしょう。可夢偉は8周時点で15番手まで順位を上げていますが、彼の前はバトン、そしてシューマッハなので、ここから先のアップは一筋縄では行かないでしょう。
と油断していたら、リウッツィがフロントウィングを落としてセーフティーカーが入りました。今度はピットインしなかったウェーバーがレースをリード。なおピットレーンでクビサとスーティルがクラッシュした模様。また同じ周回でロズベルグもリタイヤ。ウェバーがベッテルより1秒早いラップで逃げる逃げる。
ハミルトンが23周目にストップ。これで可夢偉が10位とポイント圏内へ。理由は不明ながら、ベッテルにドライブスルーペナルティが課される模様。
32周目にベッテルがドライブスルーペナルティでアロンソがベッテルの前に。タイヤ交換していないウェバーとアロンソのギャップは14秒。
ウェバー44周目にタイヤ交換でピットイン。アロンソと23秒のギャップがあったため、余裕でトップでコースに復帰。
57周目に5番手のバリチェロがタイヤ交換でピットイン。このため6位以下がポジションを上げる事になり可夢偉も9位に。
ウェバー勝利!2位にアロンソ。3位にアロンソに抑え続けられたベッテルは意地で最終周にファステストを記録。4位にマッサ。
順位 | ドライバー | チーム |
---|---|---|
1 | M.ウェバー | レッドブル |
2 | F.アロンソ | フェラーリ |
3 | S.ベッテル | レッドブル |
4 | F.マッサ | フェラーリ |
5 | V.ペトロフ | ルノー |
6 | N.ヒュルケンベルグ | ウィリアムズ |
7 | P.デ ラ ロサ | ザウバー |
8 | J.バトン | マクラーレン |
9 | 小林可夢偉 | ザウバー |
10 | R.バリチェロ | ウィリアムズ |
11 | M.シューマッハ | メルセデスGP |
12 | S.ブエミ | トロ ロッソ |
13 | V.リウッツィ | フォースインディア |
14 | H.コバライネン | ロータス |
15 | J.トゥルーリ | ロータス |
16 | T.グロック | ヴァージン |
17 | B.セナ | HRT |
18 | L.ディ グラッシ | ヴァージン |
19 | 山本左近 | HRT |
地上波の録画を観ていましたが、セーフティーカー中のピットレーンのシーンたるや・・・クビサとスーティルがぶつかっている後ろで飛び跳ねるロズベルグのリアタイヤ・・・なかなか見れませんよ。
なお、67周目のバリチェロに対するブロックでのピットウォール側への幅寄せに関して、シューマッハは次のベルギーGPで10グリッド降格のペナルティを受けています。