第17戦インドGP決勝

 初開催のインドGPを制したのは、今シーズンのチャンピオンを決めているベッテル。ポールtoウィンでした。2番手にはオープニングラップでウェバーを交わしたバトン。序盤はウェバーのプレッシャーを受けますが、10周過ぎあたりからウェバー以下の後続を引き離し、一時はベッテルをファステストラップで追い上げましたが、最終的に3秒ほどの差をつけられての2位に。3位にはピット戦略でウェバーを交わしたアロンソアロンソも終盤終始ウェバーのプレッシャーを受けてのレースでしたが、見事にポジションを守り切りました。なお、予選で11位に沈んだシューマッハですが見事なスタートでオープニングラップで8位にポジションアップし、最終的には5位でフィニッシュしたのは立派です。また、20番グリッドからスタートした可夢偉の同僚のペレスが10位に入り1ポイント獲得しています。
 なお、小林可夢偉はオープニングラップでクラッシュしリタイアに。またこのレースでもマッサとハミルトンが交錯しマッサがリタイヤしており、その他も含めて合計5台のマシンがリタイヤとなった荒れたレースでした。

順位 ドライバー チーム
S.ベッテル レッドブル
J.バトン マクラーレン
F.アロンソ フェラーリ
M.ウェバー レッドブル
M.シューマッハ メルセデス
N.ロズベルグ メルセデス
L.ハミルトン マクラーレン
J.アルグエルスアリ トロ ロッソ
A.スーティル フォースインディア
10 S.ペレス ザウバー
11 V.ペトロフ ルノー
12 B.セナ ルノー
13 P.ディ・レスタ フォースインディア
14 H.コバライネン ロータス
15 R.バリチェロ ウィリアムズ
16 J.タンブロジオ ヴァージン
17 N.カーティケヤン HRT
18 D.リチャード HRT
19 J.トゥルーリ ロータス

 ところで、iPhoneが4Sになって、F1アプリが快適に動作するようになりました。コース上を動く各車のマーカーの動きもスムーズでかなり良い感じです。
 さて、次戦は中東のアブダビでのグランプリが11月13日に開催されます。また、フォースインディアがその前に2012年のドライバーラインナップを発表する予定です。