ClearSkyかWillcom WD4-BHGSを検討していたSkype用ワイヤレスハンドセットですが、ハンドセットではなくハンズフリーのiqua miniUFOという製品を購入しました。
購入する前は国内の通信販売会社のページしか見ていなかったので、大きさが想像できなかったのですが、届いてみたら、CD/DVDよりも小さい大きさ。重さもかなり軽いものでした。
早速PCとBluetoothでペアリングし、Skypeで使えるように設定しました。接続設定を行うと、プロファイルとしてHSP/HFPの他に、A2DPとAVRCPが検出されました。A2DPとAVRCPに関しては予想も期待もしていませんでしたので、少々ビックリしました。が、ここはSkypeで使えれば良いので、HFPでペアリングを実行。「VoIPアプリケーションと連携して使用する」にチェックをしておくと、Skypeとの連携用アプリが起動します。Skype側でアプリ使用を受け入れるとminiUFOでSkypeの着信と終話が行えるようになります。スピーカーは上面に、マイクは側面の電源ボタンの左右に配置されていて、指向性があるかと思いましたが、全然指向性は無く、miniUFOのマイクの反対側にあるPCスピーカーからの音もかなり拾っています。
昨日から使い始めていますが、問題点があります。何かの拍子にSkype側のマイク、スピーカーの設定がPCのサウンドボードの方に戻ってしまう事があります。原因がつかめず、東芝スタックのバージョンを変更してみましたが解決していません。まだ原因はつかめていませんが、何となくPCのサウンド設定回りを弄ると、設定が変わってしまう傾向があるようです。また、この検証の過程で発見したのですが、ロジテックのLBT-UA400C1に付属してきた東芝スタック(ver6.00.03)はマウスのチルトホイールによる、ブラウザの横スクロールが効きません。6.00.05や最新の6.10.10では大丈夫です。
さて、着話と終話はminiUFOで出来るようになりましたが、発話はマウス操作でSkypeから行う必要があり、この点は専用プラグインがあったCyberPhoneより不便になってしまいました。しかしながら通話中に受話器を持っている必要が無く、通話中も両手が使えるのはとても便利です。
さて、このデバイス最大8台までの接続を覚えていてくれる*1ので、P906iとも接続してみました。P906iとの接続でもHSP/HFP/A2DPが検出されて、HFPとA2DPで接続しておくと、ミュージックプレーヤーでの音楽再生、電話での通話が可能です(ワンセグ音声は不可)。ただ、AVRCPは通話/終話ボタンによる再生/ストップしかできません。通話は音量+ボタンを3秒押し続けると、最後に電話をかけた番号にリダイヤルすることができますが、ボイスダイヤルなどの機能はminiUFO自体は対応していますが、P906iとの接続では機能しませんでした。
P906iをメインの携帯音楽プレーヤーにしている人は、家に帰ってきたらminiUFOとペアリングさせて、スピーカーで音楽を聞きつつハンズフリー通話をすることができますので、こちらの使い方の方が良いかもしれません。軽いので持ち運びに困りませんし、ハンズフリーですから、トイレ中でも入浴中*2でも音楽聞いたり電話したりできます。
