昔はBluetoothデバイス自体が珍しく、BTステレオヘッドフォンが発売されるたびに購入してきましたが、最近はそれほど珍しいデバイスでも無くなったので、購入意欲は停滞気味です。ただ、眼鏡愛用者としてはフレームと干渉しないインナータイプにはやはり興味があります。少し前から夢の中で、ソニエリのHBH-IS800を使用してきましたが、今回新たにPhilips SHB7110 Tapsterを入手しましたので、夢の中でP906iと接続した場合の自分なりの評価を記しておきます。なお、連続稼働時間はP906iのミュージックプレーヤーで音楽を再生し続けた場合の値ですが、あいにく途中で電話がかかって来たり、メールが来たりしますので、完全な連続再生時間ではありません。
HFP | A2DP | AVRCP | リダイヤル | ボイスダイヤル | SCMS-T(ワンセグ)対応 | 電源オンで自動接続 | 充電端子 | A2DPの音質 | 連続稼働時間 | |
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Sony Ericsson HBH-IS800 | ○ | ○ | △ | ○ | ○ | ○ | ○ | 特殊 | ○ | 2.5h |
Philips SHB7110 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | microUSB | ○ |
- HBH-IS800:AVRCPで曲の再生・停止しかできませんが、左右のイヤーピースとそれを結ぶケーブルしか無く、イヤーピースの形状も良く外界の音をかなり遮断してくれます。また、イヤーピースを結ぶケーブルも細く、首を動かしても引っ張られる感がありません。ただ、マイクが周囲の音をかなり拾ってしまい、それが自分の耳にも入ってくるので、通話が少ししにくいです。また突然音飛びが発生して、切断・再接続しないと直らない事が有ったり、昔のデバイスのように交差点付近やセブンイレブンの前でひどく音飛びすることもあります。
- SHB7110:昨日から使い始めました。左右のイヤーピースにセンサーがあり耳に装着していないと省電力のために機能を停止するようになっているのですが、この機能が災いして結構煩わしい事になっています。どうも私の右耳と相性が良くないようで、右側のイヤーピースが耳から外れていると誤認識され、ボリューム操作や音声通話の着信・切断ができなくなることが良くあります。左右のイヤーピースを結ぶケーブルもHBH-IS800と比べると太く、首を振ると襟などに引っかかって引っ張られます。遮音性も高くなく外の音が結構聞こえますが、音楽再生を止めればイヤーピースを付けたままでも会話できるというメリット(?)を発見しました。音質的にはHBH-IS800よりダイナミックレンジが広く好ましいです。その大きさの割に連続でのバッテリ稼働時間が短かかったのには、ガッカリしています。