KATOカスタムショップのホームページのC62 18号機と東海道形のページにDCC化にはDN123K3が推奨品とあります。DN123K3はC62東海道形(含む18号機)に使われているライト基板と形状がよく似ているので、ポン付けできると勝手に思い込んでいて、先日DN123K3を入手したので今日C62を分解してみました。ただ、このC62以降の新シリーズは分解の難しさは昔の製品の比ではなく、有名なNゲージ蒸気機関車サイトの分解方法のページにも
煙室側から「パキッ」「ミシッ」というような嫌な音がします。
などと書かれており、あまり分解したくない感じでしたが、一念発起してバラしてみました。で、ライト基板を外してDN123K3を当ててみると、まずデコーダーを装着するダイキャストブロック部分に対してデコーダの幅が広すぎて、そのままでは装着できません。さらにここの基板を削る、あるいは動力側のダイキャストブロックに切り込みを入れて装着できたとしても、反対側の基板の裏面に装着されているチップがフライホィールに接触してしまいます。基板後部をばっさり切り落として動くかどうか、基板のパターンを読んでも回路図が無ければ分かるわけもありません。さらにネットを徘徊していると中国語のサイトで基板を後方にずらして、前方のLEDを前に伸ばし、モーターへの配線も基板からケーブルを伸ばして結線している写真を発見しました。これが正解なのか分かりませんが、ともかく簡単に搭載できそうにないのは明確ですので、分解したC62は元に戻す事にしました(もとに戻す際にまた煙突を飛ばして探すのに20分くらい時間がかかってしまいましたが)。とりあえず、デコーダは無駄にしたくないので、ヘソクリがたまった時点でホビセン送りにして、どんな加工がされてくるか見てみようと思いますが、どちらにしても蒸気機関車にサウンドデコーダーを搭載するつもりは無いので、素直にテンダーにDZ126などを搭載した方が良いかも知れません。