大阪でオリンピック選考基準タイムをクリアし1位でゴールしてほぼオリンピック出場を手中に収めたと思った福士加代子ですが、日本陸連が当確を出さなかったため、今月の名古屋の選考レースに出場するという発表をし、実際一般参加でエントリーしていましたが、結局欠場する事になりました。まぁ賢明な決断でしょう。前にも書きましたが、名古屋のコースは大阪より起伏も多く時期的にもより暑くなる可能性が高くコンディション的に厳しいと思われます。さらに大阪で走ってから1か月ほどでフルマラソンを走るのは無謀とも思えます。出場選手の顔ぶれを見ても福士のタイムを上回れる可能性があるのは木崎良子程度でしょう。その木崎ですらフルマラソンのベストタイムは2時間23分で福士が大阪で出したタイムには及びません。野口みずきは多分もう昔のようなタイムでは走れないでしょう(走ってほしいとは思いますが)し、岩出玲亜は未知数です。なお、前田彩里が招待選手リストにないので出場しないようです。もし前田が出ていたら福士も油断はできなかったかも知れませんが、出場しないなら安泰という判断だったのかも知れません。というわけで、私の中では福士は当確、残り一人が名古屋で選ばれると予想します。
