箱根駅伝

 元旦に日本に戻ってきたのは箱根駅伝をリアルタイムでテレビで見るためでした。ここの所、接戦が多かった印象でしたが、今年は青山学院が圧勝での初優勝でしたね。往路優勝の流れをそのまま復路につなげて、新記録での初優勝というのは素晴らしいです。レース展開的には5区山登りの神野選手の走りが大きいのでしょうけど、それまでの区間でも4位以下に下がった事がなく、常にトップを射程圏にとらえてのレースを展開した事が往路の優勝、そして復路の快走での総合優勝につながったと思います。やはり駅伝はチームプレーですね。夕方監督とチームメンバーがTVに出演していましたが、いわゆるスポコンとは別世界の様子に少なからずびっくりしました。駒澤大学の大八木監督とは正反対という感じでしたね。これからしばらく青学の時代が来るのかも知れませんが、他校も手をこまねいてはいないでしょうから、今年の長距離シーズンがどうなるかは出雲駅伝の様子で占うしかないでしょうね。ちなみに我が母校も箱根駅伝プロジェクトが発足していますので、数年のうちには大手町のスタートラインに並んでくれることを期待しています。これからの少子化社会に向けて大学も宣伝は必須でしょう。二日間10時間以上に及んで大学名が連呼される箱根駅伝は、大学の宣伝という意味では格好の舞台である事に間違いありません。我々OBは純粋に晴れの舞台に母校が戻ってくる事を楽しみにしているのですけどね。