スタートをウェバーがミスりハミルトン、ライコネン、マルドナド、ウェバーのオーダーでレーススタート。そのウェバーにアロンソが襲いかかり前に出ます。またオープニングでヒュルケンベルグに起因する事故での混乱に乗じて可夢偉は8番手にジャンプアップしますが、すぐに同僚のペレスに先に行かれます。9周目にオープニングラップにトラブルを抱えてピットインし後方に下がったロズベルグがカーティケヤンとクラッシュしてセーフティーカーが入ります。セーフティーカーは14周目まで走行。セーフティーカーが掃けてからはハミルトンが他を寄せ付けない走りで快走しますが、突然21周目にリタイア。ライコンネンがトップに立ち、アロンソもマルドナドをかわして2位に浮上しますが、ライコネンを追いかけるスピードはありません。レース中盤にはベッテルは8番手まで浮上。その後各チームがタイヤ交換でピットインする中、順位を上げついに2番手に。ライコネンは1度のピットインを済ませてトップを維持。ベッテルはセーフティーカーラップ中にタイヤ交換を済ますも、そのままゴールまで行けるはずもなく徐々にライコネンに離され、アロンソ、バトンからは追い上げられ、38周目に2回目のピットインを行い4番手まで順位を下げます。以外とオーバーテイクができないヤス・マリーナサーキット。このままレースは進むかと思われた39周目にグロージャンにペレスがヒットし、ウェバーを巻き込んだためセーフティーカーが入ります。ペレスは10秒のストップ&ゴーペナルティとなりました。43周目にレースは再開。再開後はライコネンはアロンソの追撃を振り切ってそのままゴールし今季初優勝。アロンソ2位でベッテルとのポイント差をつめましたが、そのベッテルも最後尾からのスタートで何と3位表彰台に。可夢偉はここではプラクティスから苦しみ、終盤はマッサの追い上げを受けましたが、しぶとく走って6位入賞を果たしました。さぁて今日はライコネンはインタビューで笑顔を見せるかな?
順位 | ドライバー | チーム |
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1 | K.ライコネン | ロータス |
2 | F.アロンソ | フェラーリ |
3 | S.ベッテル | レッドブル |
4 | J.バトン | マクラーレン |
5 | P.マルドナド | ウィリアムズ |
6 | 小林可夢偉 | ザウバー |
7 | F.マッサ | フェラーリ |
8 | B.セナ | ウィリアムズ |
9 | P.ディ・レスタ | フォースインディア |
10 | D.リカルド | トロ ロッソ |
11 | M.シューマッハ | メルセデス |
12 | J.ベルヌ | トロ ロッソ |
13 | H.コバライネン | ケータハム |
14 | T.グロック | マルシャ |
15 | S.ペレス | ザウバー |
16 | V.ペトロフ | ケータハム |
17 | P.デ・ラ・ロサ | HRT |