第99回箱根駅伝終了

 復路は駒澤大学中央大学青山学院大学の三つどもえになるかと思いましたが、青山学院大学が早々に脱落。しかし駒澤大学中央大学の差は1~2分以内という状況がしばらく続き緊張感が漂うレースでしたが、最終的には盤石の走りで駒澤大学が優勝し、出雲駅伝全日本大学駅伝と合わせての三冠となりました。というか今まで駒沢大学が三冠を取っていなかったという事の方が驚きではありますが。2位の中央大学は見事な復活、青山学院も一旦は後退したものの最終的には3位でゴールするという底力を見せませした。東京六大学では早稲田大学と法政大学がシード権を獲得しましたが明治大学は予選参加になってしまい、来年の予選会では母校の立教大学と競う事になりました。その立教大学は繰り上げスタートとならず無事母校のタスキを大手町に持ち帰ってくれました。順位も往路の最下位から18位と2つ順位を上げてのゴールとなりました。今年のメンバーは3年生以下で構成されており来年以降につながると思います。
 来年の100回記念大会では予選参加は全国の大学に認められているようです。とはいえハーフマラソンをそこそこのタイムで走れる選手を、バックアップも含めると14~15人は揃える必要がありますので、おいそれと参加する事はできないでしょう。ただ全日本大学駅伝に出場している大学は参加してくると思いますので、予選会はかなりの狭き門となる事が予想されます。立教大学が連続での予選会突破となるのは難しそうですが、来年も本戦の舞台に立ってくれることを期待しています。