KARASIAさいたまスーパーアリーナ最終日感想

ニコル 涙の挨拶

 昨日はさいたまスーパーアリーナで開催されたKARAのライブツアー「KARASIA」の最終日を観覧してきました。行く前は300レベルくらいまで使っているのだろうと思いましたが、会場に行ってみるとなんと400、500レベルまで観客が入っていて、ほぼ満席でした。直前に当日券の販売がありましたが、東方神起と同等の集客というのには驚きました。KARAの人気は単なるK-POPブームじゃないとは思っていましたが、ここまで底力があるとは正直思っていませんでした。
 さて、昨日の私の座席はステージ向かって左側の200レベルのスタンド10列目。ただメインステージに近すぎてメインステージ奥のスクリーンが半分見えない席でしたが、メインステージ端までメンバーが来ると、それはもう結構近くて、先日のバックステージすぐ横に次いで悪くない席でした。さいたまは下手なアリーナよりもスタンド手前の方が観やすいですし、存分に楽しめました。
 昨日は最終日ではありましたが、特にサプライズやこのライブだけの曲の披露もなく、進行は先日の代々木までと同じでした。セットリストの確認はこちらでどうぞ。ただ、この公演はDVDになるようで、メインステージ手前には左右にクレーンカメラがあり、アリーナ上空にはワイヤーが張られて移動カメラも設置されていました。ライブの感想ですが、まず最初のMCでのスティックライトの消灯->一斉点灯ですが、これだけ広い会場で真っ暗な状態から一斉にスティックライトが輝くと壮観です。メンバーも大喜びでした。ただ、福岡のライブでも書きましたが、いまだに結構スティックライトを持っていない人がいて、ぽっかりと黒い空間などがところどころあるのは残念です。2PMのように2,000円以上もするスティックライトではないので、次のライブでは皆さん必ず買って応援しましょうね!
 最終日として他と違っていたのは、ジヨンのソロステージでギターを弾いてくれていたコウイチ先生に、最後なので一言とジヨンがいきなり無茶振りした事です。コウイチ先生に「あがったらだめですよ」と諭すジヨンに「あなたとこのツアーを一緒に回れた事は一生の宝物です」と挨拶。と良い事言ったコウイチ先生に「先生バイバ〜イ」と子供の様に返すところが、ジヨンらしかったです。また、以前も書きましたがジェットコースターラブや「今、贈りたい「ありがとう」」などの分裂騒動の時の歌は、今聞いてもちょっとこみあげて来るものがあり、特に「今、贈りたい「ありがとう」」はドラマURAKARAの最終回の涙のシーンとも重なって、いつも聴いていてやばい状態になっていたのですが、今回、この歌を歌っていた時、ニコルの目から大粒の涙が流れ、スンヨンの目からも一筋の涙が流れていました。さいたまのメインステージに立って、最上階まで打ち振られるスティックライトの光を見て、メンバーにもこみあげて来るものがあったのでしょう。おじさんも涙をこらえることが出来ませんでしたよ(号泣)ライブの最後の挨拶でもニコルの目には涙が光っていました。最後にギュリ様から「最後の会場で辛いですけど、次があるから泣きません。次やりますから絶対に来てください!」と挨拶がありました。そして引き際にジヨンが一言「今度は東京ドームでね」と。きっと東京ドームを含めた次のツアーの計画が始動しているのでしょう。今回のツアーは十分成功だったと言えると思いますので、次のツアーではぜひ生バンドで、そしてJ-POPアーティストとしてソロステージ等日本語の歌で行って欲しいものです。