昨日の興奮さめやらぬまま今日は仕事に向かいましたが、ふと気が付くと体がシンドイ(T_T) 昨日全力を出し切ったためかも知れませんが・・・。とは言え今日詳細を書きますと言った手前、書かないわけには行きませんので、軽く書いておきます。
昨日は会社を午後年休にして、一旦帰宅。気温も高く蒸し暑かったのでシャワーを浴びてさっぱりし、スティックライトの電池を交換するなど準備をしても十分時間が余りましたが、開演30分前あたりに水道橋に到着。ただ平日だったためか正面の22ゲートは入場で大混雑。自分の席についたのは開演約10分前でしたが、私の周囲の席はほとんどまだ空席状態(@_@) が、あっという間に席は埋まりました。私の席は先日書きましたが、バックネット裏少し右手。ちょうどバックネットが切れるところでした。10列目の席ですが最前列は4列なので実質7列目。しかも右側が通路なので、メインステージへの見晴らしは最高。座ったままでも余裕で観覧可能な席でしたが、そこは座っているわけには行きません。また開演前にはサムさんが入場し拍手が沸き起こりました。かなりの回数ライブは見に来ていますが、サムさんが入場するシーンを肉眼で確認したのは初めてでした。サムさん入場後少し経って、開演定刻の18:00を4分ほど過ぎて会場が暗転。と同時に赤いスティックライトの海が広がり歓声が上がります。ドームツアー最終日のスタートとなりました。
ステージセットは他のドーム会場と同じで東京ドームだからと言って特別な物はありませんでした。ただ、スポットライトは一般的な東京ドームのライブとは少し違っていました。東京ドームのライトは一般的には2階スタンド席の欄干部分に置かれるのですが、今回は中央のスポットライトは3階席最前列に、両翼のスポットライトは3階席最上段に置かれていました。距離が伸びるのでより多くの光量が必要になるわけですが、メインステージ上が暗く感じる事はありませんでした。また1階スタンドのレスト・ライトの両翼にもライトが設置されていましたが、これも珍しい配置です。東方神起の最初の東京ドームの時には、アリーナに櫓を立ててスポットライトを配置していましたが、その必要が無いほどライトの光量もこの4年の間に増したという事のようです。また、この日は収録のためにカメラが入っていました。見える範囲では正面バックネット前に3台。ホームベースと1塁の間あたりに1台、反対側のホームベースと3塁ベースの間あたりにはクレーンカメラが、またメインステージ前花道を挟んで左右には移動式のクレーンカメラが見えました。また上空には移動式の天吊りカメラがありました。この最終日がDVD/Blu-rayになって発売されるのでしょう。編集や円盤のプレス、パッケージの作成などを考えると、最短でも日産スタジアムのライブの前後あたりでの発売となるのではないかと思われます。
さて、ステージセットと同じくライブの進行も他の会場となんら変わりはありませんでしたが、歌のところどころでユノの表情のサービスがたくさんありました。その表情をカメラさんがすかさずアップで捉えるところを見ると、かなりリハをした感じです。ご覧になれなかった方はDVD or Blu-rayで是非!
MCですが、最初の4曲終了後の挨拶のユノのテンションの高さは半端無い感じでした。福岡と同じく「東方神起と皆さんとどちらが先に疲れるか」という挨拶でしたが、やっぱりこれは笑ってしまいますよね。それからユノが凄いテンションで挨拶した最後に「後ほど〜」と気の抜けたように言うのも思わず笑ってしまいました。チャンミンは「皆さんと最高の思い出を作りたいと思います」と挨拶。また「会場の熱気で霧のような物が出てきていますよ」と。本当に少しもやっていました。そういえばライブが始まる前は空調が効いて「東京ドーム快適じゃん」などと思っていたのですが、ライブが始まったら一気に場内温度が上昇したのを体感したのでした。ここでの次のSTILLへの入りの会場の「エ〜」の対抗は、チャンミンはもう何も言わず目をつむって残念そうに小さく左右に首を振るだけでした。次のMCは例によって「いつ座るの?」「今でしょ」で始まり、今回のツアーのタイトル「TIME」の意味の説明ですが「誰かに連れられてきて、このツアーのタイトルを知らない人は居ますか?」と会場に質問。数人が手を上げていましたが、そのうちの何人かはスティックライトを持っていましたので「あんた嘘ついてるでしょ」と心の中で思いましたが、ユノが「このツアーのタイトルは、タイムって、言いますよ」とゆっくり丁寧に説明。チャンミンからは「このツアーが終わりに近づいた今になって、良い情報をお知らせできて良かったです。」とシニカルな言葉が。その他、ここでは他会場と同じくフライングゲット、あたり前体操などのギャグで進行しました。私は密かに福岡の初日には無かった壇蜜の話がどんなのか楽しみにしていました。何か艶っぽい物まねでもするのかと思いましたが、そういった事もなく、私的には少し期待はずれでしたね。そういばドラマの「家族ゲーム」の物まねでチャンミンの「いいね〜」とユノのガリレオの物まねの「実に面白い」の掛け合いが新しかったです。アンコールパートのMCの話をする前にアンコールパートへ向けての「東方神起」の掛け声ですが、福岡の時もそうでしたが、パーカス(パーカッションの事ね)のフクチョウさんが赤く光る大きめのスティックで音頭を摂って会場がピタリと合った掛け声になった時には、気持ちが良かったですね。で、アンコールパートのMCは、まずはユノから日本の活動に関しての感想。ライブハウスから始まって、武道館、アリーナツアー、最初の東京ドームと過去を振り返っての話は、彼の言葉通り私の脳裏にも走馬灯のように駆け巡りました。日本に来たとき既にアジアのトップスターだった彼らが、異国の日本に5人で住んで、引きこもりになったりノイローゼになりかけたりして、それでも日本のトップアーティストになった成長の過程は彼らにとっては忘れられない事でしょう。ちなみに「喜怒哀楽」をそこで使うのはちょっと違うんでない?とか「初志貫徹」を噛んじゃって残念、などと心の中で突っ込んでみたりもしましたが。チャンミンからは「いよいよ最後のお別れの時間が近づいてきました」と。リチャード・マーク(?)の言葉で「別れを悲しむな。再会には別れが必要だ。」という格言が披露されました。その後彼のチャンミンの個人的な話として、ひつまぶしの話が出ました。「名古屋の3日間で5食もひつまぶしを食べたのですが、その後の福岡、大阪でもひつまぶし(多分うなぎを使った微妙に違う料理だとは思いますが)が出て心の中では少しうんざりでしたが、食べて健康が付きました。このあとうなぎが出てももう驚きませんとマネージャーさんに言ったら、生きたうなぎが今日の控え室に居ました!」とスクリーンに水槽に入った2匹の生きたうなぎの映像が映し出されました。しかもそのうなぎは前日から用意されていたのですが、水槽から飛び出して死んでしまっていて、スタッフがあわてて今日また買ってきたとの事でした。また「うなぎは男に凄くいい。食べたら男のどこかに効く。」という危ない発言にユノが「ここには子供も居るから」と制止する場面も。ちなみにチャンミンは「今年はうなぎはもういいです。」との事でした(笑) その後、新曲「Ocean」の宣伝は「買って下さい」とストレートには言わず、チャンミンは「CDショップで何とかすると家でいつでも聴けます。」ユノは「この夏を吹っ飛ばして行けるいい曲だから、後はよろしくお願いします。」と。そして二人から「今年の夏はOceanとうなぎで」という事でした。最後の曲では昨日書いたようにスティックライトによるサプライズがありました。客席にはミントブルーの海に「TIME」と「T」の文字が浮かび上がっていたようです。フィナーレはサムさんもステージに上がっての挨拶となり、ユノからは「東方神起のメンバーになれて、皆さんに合う事ができて、本当に良かった。」チャンミンからは「凄く楽しかったし幸せな一日でした」という挨拶がありました。二人が退場しエンドロールが流れ出すと再び湧き上がるドームを揺るがさんばかりの「東方神起」コール。するとエンドロールが一旦止まって二人が再びステージに現れ、最後の挨拶が行われました。ユノからは「今日は本当にありがとう。幸せだよ。」と短い挨拶でしたがスクリーンにアップになったその顔は涙をこらえていたようです。チャンミンからは「ドームツアーで全国を回れて皆さんのおかげで幸せでした。今後はドームのライブの数を増やして頑張りたいです。永遠に応援してください。」と挨拶がありました。でも「永遠に応援してください」という言葉は武道館の時に聴いていてその時から私は応援し続けていますよ。
札幌ドームでは当日券の販売があったのは見ており、確かに上段に空席が見えましたが、福岡ドームも東京ドームも私が観覧した日は満席の盛況でした。ドームツアーは成功裏に終了したと言えるでしょう。素晴らしいステージで本当に楽しめました。次にまた彼らに会うのが楽しみです。とこのままこの記事を終わると綺麗なのでしょうけど、一言苦言を言わせて貰うと、昨日は結構音程外してまして、興奮していたのかもしれませんが気をつけて欲しいですね。特にSTILLのようなスローで静かな曲で派手に音程を外されるとちょっと興醒めです。ま、完璧なものは世の中にはありませんので次回の課題という事でよろしくお願いします。