一昨日に横浜アリーナで開催された標題のイベントを観覧してきました。月曜、火曜と開催され三日目の最終日となりましたが、前二日が良い天気だったのに対し、最終日はかなりの降雨でした。スティックライトは買っておこうと思い、当初は午前中に家を出るつもりでしたが、降雨のためうだうだしてその内昼寝してしまい、結局家を出たのは15:00。で会場に着いたのは16:00過ぎでしたが、無常にも「グッズは全て完売」の立て看板が。話によると14:00頃に売り切れだったようです。別にどうしても欲しいという分けではなかったので、小遣いが節約できたと思うことにしておきます。
さて、ステージセットはオフィシャルサイトにあったように、ステージ背後席も利用する形で、ステージのために潰されていたのは、東、南のアリーナ席(横浜アリーナのアリーナ席はゆるい段差がついた席で本来のアリーナではありません)の一部。横浜アリーナは通常12,000人くらいの収容だと聞いていましたが、この配置だと17,000人くらい観客は居たのではないでしょうか。先にも書いたように東、南のアリーナ席が潰されてメインステージが配置され、センター席(こちらが一般的に言われるところのアリーナ席です)の中央に円形で昇降するステージがあり、メインステージからセンターステージに伸びる花道があります。メインステージ上にはバンドが陣取り、メインスクリーンは透過率が高い物で私の席の西スタンドから見ると、スクリーンを通して背後のスタンド席の様子が見えました。メインステージ上には天井から吊るされた大きなスピーカーが左右にあり、さらにその左右にはもともとの横浜アリーナの設備と思われるサブスクリーンがあります。また中央にある天吊りの四面スクリーンもこのイベントでは使用され、メインステージ左右のスクリーンと同じ映像が表示されました。なお、最終日は収録のカメラが入っていたらしいのですが、スタンドから見えるカメラの数はあまり多くはありませんでした。PA席の後ろに引きのカメラが1台。メインステージの手前左右に各1台、花道の両側に肩乗せの移動カメラが各1台という感じでした。
前半はトークショー的ファンミーティング、後半はライブステージの構成のイベントで、前半の司会は三日間でそれぞれ異なる人が担当したようですが、私が観覧した最終日はバッファロー五郎の竹若とノンスタイルの石田の2名でした。オープニングは映像とジェジュンのナレーションで「僕を独り占めしてくれますよね〜?」の声に会場は黄色い声で耳が痛いっつーの。で「皆さん準備はいいですか?」に対する会場の声に対して「ドン」というジェジュンの掛け声で登場するのかと思いきや、そこはまだ登場せずで焦らしてくれますねぇ。その後ジェジュンから「今日のイケメンの司会者の登場です」で先の司会の2名が登場。司会の音頭で会場がジェジュンコールにつつまれてから、ついにジェジュンがセグウェイに乗って登場しました!しかし、セグウェイを見ると、エイベックス本社での矢島美容室と東方神起の競演を思い出してしまいます(^^;;
ファンミはまず、ジェジュンが用意した写真に対するトーク、次に横浜の街でのジェジュンの行動や占いの様子の動画を見ながらのトーク、その後会場やネットなどから集まった質問の中からジェジュンが回答可能なものに関しての回答、そしてジェジュンの人生相談、ゲームコーナー(メインステージでの太鼓の達人)という感じで進行しました。ほとんどはセンターステージで進行したのですが、会場から「(ジェジュンが)見えない」とか「(ジェジュンに)かぶるな」などの声がかかり、司会の二人はコーナー毎に位置を変える羽目に陥りました。さて、質問コーナーで何を答えたかはほとんど覚えていないのですが、回答できなかった物としては「泊まっているホテル」と「好きな下着の色とデザイン」というのが印象的でした。下着に関しては嫌いな色を答えてくれまして、それは紫色でキラキラのやつという事で、ラメの入った濃い紫色の下着は彼はアカンみたいですね。ファンミーティングの最後には最終日のサプライズとして、アジアをツアーしてきたジェジュンへの「お疲れ様」の言葉を会場全体から贈りましたが、彼はあまり驚いた様子はありませんでしたね。
後半のライブでは以下の曲が歌われました。
No | 曲名 | 備考 |
---|---|---|
1 | mine | アルバム「I」から |
2 | precious | 伊藤由奈の曲をカバー |
3 | 瞳を閉じて | 平井堅の曲をカバー |
4 | 最後の雨 | 中西保志の曲をカバー |
着替えタイム(バックステージでおふざけ)その後セグウェイでセンター席とアリーナの間の通路を反時計回りで一周 | ||
5 | 化粧 | 中島みゆきの曲をカバー |
6 | 三日月 | 絢香の曲をカバー(スティックライトは緑色を使用) |
7 | ultra soul | B'zの曲をカバー |
MC | ||
8 | One Kiss | アルバム「I」から |
9 | All Alone | アルバム「I」から |
以下アンコールパート | ||
10 | 月光 | 鬼束ちひろの曲をカバー |
MC | ||
11 | 僕のそばに | 徳永英明の曲をカバー |
12 | GLAMOROUS SKY | 中島美嘉の曲をカバー |
こうしてみると多くの日本語のカバー曲を連ねてくれたのは、日本のファンへのジェジュンの気遣いなのだろうと思います。ただ、彼のアルバム「I」や「Y」に収録されていながら歌われていない曲もかなりあり、個人的には彼のオリジナル曲が聴きたかったなぁという気持ちもあります。できれば、次は日本語のオリジナル曲を引っさげて日本のステージに立ってもらいたいです。とは言いながらも、やっぱりジェジュンの歌は良いです。声が好きなんですよね。トーク内容はちょっとうだうだな感じも無きにしも非ずでしたが、日本での活動が無かったのに、これだけ話せるのは凄いですね。徳永英明からライブの間は毎日メールが来ていたと彼が言っていましたが、出会いを大切にして日本人との親交を絶やさない事が、彼の日本語力を維持させているのでしょうかね。エンドロールの最中も鳴り止まないジェジュンコールに、最後に再びステージに上がってくれて、客席に向かって何度もお辞儀をする彼の姿からは、彼の真摯さが伝わってきました。それに、バンドのメンバーがほとんど日本人のようでしたが、日本での次の活動へのつながりも感じる事ができました。ステージに再び上がってくれた彼が、最後にマイクなしで何か叫んだのですが、残念ながら聴き取れませんでした。DVD/Blu-rayでのお楽しみとい事にしておきましょう。