直管型LED照明について考える

 先週末に宝塚の自宅の照明で電球タイプの部分は全てLED照明に置き換わっています。蛍光灯タイプの証明も常夜灯(いわゆるナツメ球)はLEDの物に交換しました。しかしながら、直管型のLED照明も数か所残っていてこれはそのままとなっています。LED電球が可能なのだから蛍光灯タイプもそれほど製造は困難では無いだろうと思って調べてみたところ、直管形LED照明の規格はJIS(日本工業規格)などで標準化されていなかっため、国内大手メーカーは参入していなかったようです。現在出回っている製品の中には中国製の粗悪品などもあるようなので、注意が必要との事。また実際に蛍光灯から交換したとしても、40W型の蛍光灯(オフィスなどで使われている長いタイプ)でも10W程度の節約で、価格差を考慮すると現時点ではあまりメリットが無いようです。なお、規格が制定されたので、東芝Panasonicなどから年内には直管型LED照明が発売されるようですので、それを待つべきでしょう。ちなみに、ヨドバシの通販で買えるのはこれら商品だけです。価格も18,000円以上。蛍光灯を10年間で3回交換するとして、電気代が安くなったとしてもトータルで蛍光灯から換えるメリットは今のところありません。