Mi 11 Lite 5GにCDから音楽を取り込む

 先日Xiaomi Mi 11 Lite 5Gを音楽プレーヤーとして購入した旨をエントリしましたが、CDから楽曲ファイルを転送してみました。転送に使ったのはアイ・オーデータのCDレコ5という製品です。この製品は新規に購入したものでは無く、以前に何かのテレビショッピング番組で見て何も考えずにポチったものです(多分その時酔っていた)。同じような製品はBUFFAROのラクレコやPionnerのBDR-XD07J-UHDなどもありますが、Pionnerの製品はBlu-rayドライブベースの製品なのでスマホに音楽を取り込む事だけを考えるとかなりのオーバースペックではあります。
 早速Mi 11 Lite 5GとWi-Fiで接続してCDを取り込みましたが、楽曲データを取得できません。これは当たり前のことですがWi-FiでCDレコ5のドライブと接続されているので、Wi-Fiではインターネットにアクセスできなくなっているためです。Android10まではWi-Fiとモバイルデータ通信は同時に使える設定になっていたようですが、このMi 11 Lite 5G(Androdi11)では排他になっていました。この設定を変更するには「開発者向けオプション」というものを有効にしないといけないようです。早速「開発者向けオプション」を有効にしてWi-Fiとモバイルデータ通信を同時に使えるように設定を行って再度CDの取り込みを行ったところ、無事楽曲データやCDジャケットをインターネット経由で取得して楽曲の取り込みができました。ふぅ・・・。
 次に音楽を聴く方ですが、Mi 11 Lite 5GにTechnicsのアプリをダウンロードしてEAH-AZ60を接続しました。アプリの設定でLDACを有効にして音楽を聴いてみると、ちょっと良い響きが。接続をAACに戻して聴き比べてみると、LDACの方が音の解像感や音場の広がりなど明らかに違う感じです。さらにLDACを選択して先ほどの「開発者向けオプション」内のBluetooth設定でサンプリングレートのビット数や周波数を32bit/96KHzに、データ転送を990kbpsにしてみましたが、これに関してはそれほど違いは感じませんでした。まぁ元が16bit/44.1KHzのCDクオリティですから元データ以上に良くなることは無い分けですが。ところで、サンプリングレートに関しては32bit/96KHzの値を固定できましたが、データ転送レートはEAH-AZ60の接続を解除して再接続するとベストエフォートに戻ってしまい990Kbpsに固定できませんでした。何か手があるのかも知れませんが990kbpsで再生していると稀に音飛びが発生しました。屋内の環境で音飛びが発生するとなると外出して電波の多い家電店や駅などに行くともっと厳しいかも知れませんので、ベストエフォートの方が良いかも知れません。
 今回、初めてのAndroid端末での作業だったので、あたふたして画像等は全く撮り損ねておりますが、ネットを調べればこの辺りの製品レビューはいくつか見つかると思いますので、そちらを参考にしていただければと思います(スミマセン)。
 またCDレコ5ですが、スマートフォンと1対1で接続するのではなく家のLANに無線で繋がってくれれば、スマホ側でいちいち接続先を変更せずに家族の他のスマートフォンと共有できてなお良かったかと思いますし「開発者向けオプション」を有効にするなどの手間もかからず一般の方にも使いやすくなるのではないかと思います。