2016 XIA 5th ASIA TOUR CONCERT「XIGNATURE」 名古屋公演

 先週の土曜日、日曜日と標題のライブを観覧してきました。二日まとめてレポートいたします。
 前の週末、ソウルで行われたライブとセットリストは全く同じでした。日本ならではの日本語の曲の追加なども行われませんでした。ステージセットは会場自体はソウルの会場よりも広いにも関わらず、いろいろと省かれてしまっていました。まずステージ両袖から伸びるサブステージは無く、センターステージのリフト機能もなし。メインステージ上に吊られた縦長のスクリーンもありませんでした。また「Magic Carpet」での会場一周の際もゴンドラで吊られての移動ではなく、ジュンス自らが階段を上ってスタンド席の通路まで赴いていました。会場が広く曲中に徒歩で一周するのが困難なためか、骨組みだけの簡易なトロッコに乗って押されて通路を移動していました。その他の演出ではXitizen〜FantasyのAlto Saxのソロ演奏もなく、ダンサーも西洋人ダンサーは参加しておらずソウルよりも少ない人数でした。
 という感じで全体的にソウルのサブセット的な印象はありましたが、ジュンスのダンスのキレや歌の迫力などはソウル以上に感じられ、ジュンスの気合の入り方の違いが感じられました。また、日本の照明はソウルよりも明るく「ジュンスがよく見えた」と妻が言っておりました。そういえば、昔のJYjのライブのソウルや台北は照明が非常に暗かったという事を思い出しました。さらに、何といっても日本語でのMCは他愛もない話でも楽しいものです。ライブ時間はソウルよりも若干短い3時間弱でしたが、時間の経つのがあっという間に感じました。
 そのMCですが、今回はジュンスは19歳になぜか拘っていました。西洋人のダンサーと一緒に仕事をしたけど、皆自分より少し若かったけど、彼らからは年上に見られなかったという話から「25歳には見えるでしょ?」と。これには会場も同意しましたが「19歳に見えるんじゃない?」という彼の問いには会場から激しくダメ出しが出されました。ジュンスは「みな酷いんじゃない?本当に僕のファンですか?」などと言っていました。が、二日目に気を効かせて子供の詰襟制服を持ってきたファンが居て、それを着てみると、一応ファンも「19歳に見えるでしょ?」という彼に同意する事になりました。まぁジュンス自信もちょっと照れていた感じもあり、また髪が金髪でしたので「ちょっとヤンキーみたいだけど」などとも言っていました。「ヤンキー」なんて単語はすんなり出てくるんだなぁとちょっと感心しましたが。その他、いずれは日本語の歌詞の歌を作りたいといっていました。タイトルは「幽体離脱」でバラード曲にしたいとか。一体どんな曲になるねん?「幽体が抜け出て君に会いに行くよ」的なバラード曲だとちょっと怖いなぁ・・・なんて思いつつ(苦笑)
 さて、妻とはライブ会場には一緒に行くけど、妻は友達とチケットトレードして良い席で私と離れて観る事が多く、私はスタンドなどで一人で「変な奴」状態で観る事が多いのですが、今回は二日間とも妻と一緒で、周囲の女性から話しかけられる事も多かったです。「ご夫婦で羨ましい」とか。でもまぁライブに一緒に来なくても良い旦那さんは世の中にはたくさん居ると思いますけどね。特に二日目の終了後には「お父さん、楽しめましたか?」とか「Incredibleのダンス完璧で凄いですね」などとも言われ。そもそも子供が居ないので「お父さん」と呼ばれる事自体すんげー違和感があるのですが、それ以上に「きっと私の方があなたより昔からジュンスの事知ってると思うよ」「Incredibleなんて数え切れなくらいライブで踊ってるよ」と心の中で思ったのでした。さて、次回の観覧は神戸の3日目の7月2日(土)の予定です。7月末の演奏会が近づいてきていて練習に出れないのはチト不安なのですが、まぁここは夫婦の絆(?)優先という事で。