世界フィギュアスケート選手権2016

 日本人には残念な結果でしたが、見ている方としてはとても楽しめました。羽生選手はショートで1位をとりながら昨年同様表彰台の一番高いところには登れず。ただ彼としては勝てなかった事よりも、ミスした自分への悔しさの方がはるかに強いでしょうね。でも彼の場合はその悔しさが来シーズンの力になりさらに強くなると思います。
 浅田選手はショートが良くないのはいつもの事ですが、フリーでは良い演技でしかも彼女の晴々とした顔を見ると、本人でなくても「あぁ良かった」と思いました。スポーツでもなんでもやはり本人が納得できる事が重要ですよね。その他、本郷選手の会場のアメリカ人を虜にした演技は印象的でした。彼女も来年につながると思います。さらに最終組の選手は、私のお気に入りのグレイシー・ゴールド選手を除いては皆ノーミスの演技というさすが世界最高峰の選手たちの争いでした。おまけに優勝したメドベージェワ選手はインタビューでセーラームーンの主題歌を歌ってくれるサービスまであって、日本語でインタビューに応えてくれる長洲未来選手とともにファンになってしまいそうですよ(笑)