TOMIX製EF58

 先日マイクロエース製の寝台急行「彗星」のセットを購入したのですが、牽引させる適当な機関車がありません。当初EF57、あるいはC62を考えていたのですが、やはりEF58かなぁ・・・と思いつつもEF58は当鉄道には在籍しておりません。KATOの生産予定を見ると、6月に再生産の予定がありますが、型番が昔のままです。実はKATOのEF58はオーバースケールで車体長がだいぶ長くなっています。このEF58は車体が長いので、カーブでのオーバーハングが大きく、車体と先台車の食い違いが半端なくて見た目にかっこ悪いのです。そのため実車は好きですが模型ではあまり導入したくない機種なのですが、さらにオーバースケールとなるとそれが助長されてしまいます。TOMIX製はスケールどおりなのですが、こちらはかなり古い製品で昔のスプリングウォームを使った動力ユニットの製品で動作音が高くスローが効きにくいなどの懸念があります。しかしヤフオクで見ているとおおむね3,000円台半ばで入手できるようなので、一台手に入れてみました。

 さて届いた製品ですがナンバープレートなどのユーザー取り付けパーツが未取り付けでしたが、屋根上などに埃が結構ついていて、購入後そのまま保管されていたわけでは無かった事がうかがえます。飾っておくだけにしてもナンバープレートもつけないというのは、私には考えられませんが・・・。でユーザー取り付けパーツを付けていたのですが、テールライトのレンズが上手く入りません。予備の2本が折れてしまい後がなくなった時点で、0.8mmのドリルで穴をさらう事にしたのですが、その際、レンズ取り付け部の周囲を傷つけてしまい塗装しなければならない羽目に陥りました。つくづく自分の不器用さに落ち込みましたが、まぁそのうち最新の仕様でリニューアルされるでしょうから、それまでの繋ぎとしての運用にしておこうという事で、自分を慰めております。
 なお、TOMIX電気機関車は初めてですが、パンタグラフが上昇時も折りたたみ時も形が決まるのが良い感じです。この点はKATOより優れているかも。