KATO製EF10 3次形、ED16

 久々のNゲージエントリです。調べてみると11月9日の複線片渡りポイントのDCC化以来という事で1カ月以上間が空いてしまいましたが、この間オークションなどで機関車の入手をしていました。それらの内から、前面にデッキの付いた旧型電気機関車のEF10とED16をご紹介しておきます。
 EF10は中央線でも活躍し八王子機関区にも多数在籍していた事があるので実車は私も見た事があります。ただEF10は多くのバリエーションがありこの3次形の車体形状は記憶がありませんが、台車の鋳鋼台枠にはちょっと記憶がありますが雑誌か何かの記憶かもしれません。詳細はWikipediaをご確認ください。
 ED16の方は小型のD形電気機関車です。こんな機種が模型として製品化されるとは昔なら到底考えられませんが、今やKATO以外にMICROACEも製品化しており、Nゲージの裾野が広がった事が実感できます。実車青梅線南武線で活躍した機種で立川で良く見かけました。車体側に引っ込んだ位置にある先輪が特徴ですが、模型はちょっと足回りが重いように感じます。が、実車の写真などを見ると下回りは影になって黒く写っていて重厚な感じなので、イメージとして捉えると模型としてはこれも正解なのかも知れません。ホッパー車などを引かせるのが本来の姿ですが、私は所有していません。機関車に合わせて引かせる貨車や客車を入手するという泥沼にまたはまってしまいそうです(苦笑)。実機詳細はこちらをご覧下さい。
 どちらの模型もユーザー取付パーツはナンバープレート(ED16はメーカー銘板も)だけですので、今回はパーツ取付で苦労する事はありません。ED16は日立製の10番があるので、迷わずこれに。EF10はマニアの方々の考証で22番が最適という事で、それにしました。また、先輪はスポークの抜けていない車輪が付いていますので、以前に蒸気機関車の先輪の交換用に大量に購入したスポーク先輪に交換しました。
■EF10 3次形

■EF10の先輪交換(右が交換後)

■ED16

 これでスポーク先輪の残りは4個。MICROACEのC51とC52で使う予定ですが、この2両は本来はもう少し径の大きい車輪でなければいけないので、どうしたものかと悩んでおります。