今日は前の勤務先で一緒に仕事をしていた人と、川崎で食事をして帰ってきました。その人は私が会社を辞める一年位前ですので、もう10年位前に脳動脈瘤破裂によるくも膜下出血で倒れて、しばらく闘病生活を送っておられました。頭蓋骨を開けて手術までされており、私が会社を辞める直前に会社に戻られておられましたが、その時はやはり以前の状態には遠く及ばない感じでした。１週間くらい前に久々にお会いして、その後に実は自分も外傷性とはいえくも膜下出血を経験したとメールで伝えたところ、ぜひゆっくり話をしたいという事で、今日の食事となりました。私の病気の詳細から話は入って、昔話を久しくしたあと、今の仕事の話になって、目を輝かせて熱く語る姿をみて「あぁ病気で倒れる前と同じだ」と思ってホッとするとともに目頭が熱くなりました。私と違ってお子さんもおられるので、元気になられて本当に良かったと思いました。別れ際にその人が言った言葉「無理が効かない体にはなったけど、生かされた意味を考えて残りの人生を送ろう」が印象的です。ここ数年自分のことだけで精いっぱいだった私がそんな風に思えるようになる時が来るのだろうか・・・。
