もうひとつの箱根駅伝、JAL 2010ホノルルマラソン

 昨日放送された箱根駅伝の裏話と、先ほど放送されたホノルルマラソンの番組を見ていました。箱根駅伝の裏話は、早稲田の話を興味深く思いました。スーパーランナーだった渡辺監督のメニューを全員に科す従来の練習方法を止めて、選手と一緒に住んで個々の選手の生活も見て、選手一人一人に合ったメニューを用意してゆくことで、今シーズンの駅伝3冠が達成できたとの事。練習方法を変えた事で早稲田のランナーは各区間トップ、あるいは上位のラップで快走したわけです。人によって能力に差はあっても、能力を限界まで引き出せばその差は決して大きなものでは無いという事が示されたわけです。それから人を育てるのには、画一のメニューでは無く個別対応が必要=手を抜いたらいけないっていう事なんですね。
 一方のホノルルマラソンの番組ですが、こちらは例年の如くスポーツ番組というよりは、参加者からピックアップされた数人を追うドキュメンタリーっぽい制作です。内容的には特に記すべき事はありませんが、例年この番組を見ると一度は走ってみたいと思います。時間制限の無いこのマラソンなら徒歩でも時速4kmで普通に歩けば10時間強でゴールできますので、敷居が低いです(とは言え一度ツアーを調べた事があったのですがその高額な料金にビックリした事がありますが)。2011年は無理でしょうけどいつか挑戦してみたいです。ところで、今回のホノルルマラソンJALがメインスポンサーだったようですが、これはいかがなものなのでしょう?税金を投入された会社がこのようなイベントに資金を出す事は許されるものなのか?またJALはスポーツチームもまだ所有しているようですし、その辺り更生計画ではどうなっているのかが気になります。