なぜかRTX4060Tiが手元に

 先週のいつだったか、ヤフオクを眺めているとRTX4060Ti(8GB)が初値44,000円で出品されていました。多分ビールを飲んでいた事もあり、どうせ初値で落札できるわけも無かろうと思って44,000円で入札してしまいました💦
 で、長野からの帰り何気にiPhoneヤフオクアプリを開いて見てみると、何とその初値で落札できてしまっていました。という事で思いもよらず安価にRTX4060Tiを入手してしまいました。

 私的にはオーバースペックですが、逆に考えるとこのまま数年は使い続けられるという感じです。基本的にゲームはしませんがFF14FF15ベンチマークを走らせてみたところ、フルHDの最高画質ではどちらも「とても快適」という結果でした。今まで使っていたRTX3060だとFF15ベンチマーク中にちょっとカクつくところもありましたが、それもありませんでした。
 RTX4060Tiは現行世代のローエンドですが、前世代のミドルハイのRTX3070と同等の性能を70%程度の消費電力で出す事ができると言われています。またアイドル状態での消費電力もRTX30世代より低く抑えられているようです。
 なお入手した製品はBTO PCから外したものでパッケージが無いバルク品ですが、GPU-Zの表記と外観から「Palit RTX 4060 Ti StormX」という事が分りました。同じくGPU-Zの表記とTECHPOWERUPのサイトの情報と比較するとBIOSが少し古いようです。TECHPOWERTUPサイトから最新BIOSはダウンロードできますが、検証されていないという表記もありますので、無理にアップデートするのは止めておいた方が良いでしょう。
 しかしRTX4060TiのバスってPCIe4.0 x 8なんですね。大容量キャッシュを実装した結果x8でバス幅は充分って事なんでしょうかね? VL-BusとかAGPとかグラフィックス専用(あるいはそれに近い)バスが次々実装された事を思うと意外でした。その他だとGPUの性能を上げようとするとVRAM性能が重要なのは以前グラフィックスボードを作っていた会社に勤務していた頃から分っていたのですが、HBMが普及しないのはコストの問題なんでしょうかね?