最近のグラフィックスボードのオーバークロック性能は・・・

 昔、グラフィックスボードを開発・販売している会社に勤めておりましたが、その頃はグラボをオーバークロックしようという積極的な雰囲気はなく、また出来てもほんの少しという状態でしたが、最近の事情はだいぶ違っているのでしょうかね?
 11月に購入したZOTAC GeForce GTX 460 ZT-40402-10Pという製品。チップ、メモリとも動作クロックは定格の製品。クーリングファンもリファレンスと同じように見えるブロアファン搭載の外排気タイプです。PCでゲームをすることは無いのでデフォルトで使ってきましたが、ちょっとオーバークロック耐性を調べてみたところ、メモリクロックはNVIDIAコントロールパネルで設定できる上限の2160MHzで、チップのクロックも820MHzでどれだけ負荷をかけても動き続けていました。定格はチップ:675MHz、メモリ:1800MHzですから、20%のオーバークロックが可能でした。少しでもクロックが高い方が動画のエンコードなどの性能面で有利ですが、暑い時期の事を考えてチップ:800MHz、メモリ:2100MHzで運用していますが、もちろん全く問題ありません。