ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ・・・

 昨日は色々な事がありましたが、その最初が表題の映画です。当初劇場に観に行くつもりにしていたのですが、TSUBURAYA IMAGINATIONで配信も開始されていました。通常会員でも視聴できると思っていなかったのですが、何と視聴できるんですね。円谷プロ、太っ腹です。という事で午前中に観させていただきました。
 ウルトラマンデッカーはTV放送もなかなか面白く、ウルトラマントリガーから連続する世界での話でトリガーとの共闘などもあり、とても楽しめました。この映画では新たなウルトラマンが登場するというのもちょっと斬新な設定でした。過去にも劇中で新ウルトラマンが登場するという事はありましたが、それらはコスモスとジャスティスの合体したレジェンド、ゼロ、ダイナ、コスモスの合体したサーガとどちらも合体で登場していました。合体するのではなく全く未知のウルトラマンが映画で登場するというのは今まで無かったのではないかと思いますし、しかも女性のフォルムでした。ジャスティスは劇中での人間体は女性でしたが変身後の姿は特に女性を意識させる姿態ではありませんでしたので「ウルトラマン」とされていましたが、それ以外では女性のウルトラマンは「ウルトラウーマン」とされるのが基本ですが、今回のディナスは女性のフォルムの「ウルトラマン」でここも異色です。
 過去の映画では強大で倒す事が困難な敵が登場していましたが、今回はそこまでではなく、最後はデッカーはフラッシュタイプオンリーで打ち勝つ事ができていましたが、ここでは敵との闘いではなく変身できなくなっていたデッカーが、皆の願いで変身できたという事の重要性、人の願いや祈りというものがテーマだったのではないかと思っています。
 まぁ私のくだらない感想はどうでもよいのですが、TSUBURAYA IMAGINATIONに加入している人は是非視聴してください。なお映画本編の後にインタビューも続けて視聴できますので、これも撮影の裏側などが分るのでお勧めです。なお配信で視聴しましたが、音響は映画館の方がはるかに迫力がありますし没入感もあるので、来週以降に劇場で観ようかと思っています。