日本時間の本日早朝に新型iPhoneの発表がありました。事前の噂通り3機種の発表で、iPhone XS(テンエス)、iPhone XS Max(テンエスマックス)、iPhone XR(テンアール)の3機種で、XS、XS Maxが有機ELモデルでXRが通常液晶モデルです。スペック的にはCPUがTSMCの7nmプロセスにシュリンクしていますが、CPU名称はiPhone XのA11と同じBionicの名称となっており、そこから推測するとCPU自体に大きな変更はなされていないと思われますが、AIエンジンやGPUは強化されているようです。全体的にバッテリ駆動時間は伸びていないので、7nmにシュリンクした事によるマージンは省電力化ではなくパフォーマンスアップに振り向けられていると思われます。また、今回追加されたXRですが、廉価版という位置づけでカメラ性能等は削られていますが、CPUなどは同等でパフォーマンス的には決して下位機種扱いではなく、実はベストセラーになるかも知れません。ただ、XS、XS Maxより安価とは言え、モデルによっては10万円を超えるお値段なので、決して廉価ではありませんが。
さて、私は今回は買い替えません(キッパリ)。まず、iPhone Xは最低2年は使うつもりで購入しています。以前にiPhone 6から6sへの買い替えを行っていますが、あの時は新しいiOSが目に見えて重くなったためでしたが、今回はiPhone 6sにiOS 12のβ版を入れて運用しており、新機能以外はむしろ現行iOS 11よりも軽くバッテリの持ちも良くなっているので、OSが重くなる事はまず無いと判断しています。また、来年からは5G通信がスタートする予定で、来年のiPhoneも当然5G通信をターゲットとしてくるでしょうし、そもそも来年はフルモデルチェンジのタイミングなので、来年の機種の方が新味感も大きいと思われますので。
ところで、Apple Watchですが今回は画面も大きくなり厚みも若干薄くなったようです。まぁ薄くなったと言ってもまだまだ相当な厚みはありますが。スカーゲンのような薄っぺらさは求めていませんが、もう少し薄くなってもらいたいものです。心電図も測定できるようになったということですが、アメリカではチップを埋め込んでApple Watchでリアルタイムに血糖値を測定できるシステムがあるようです。遺伝的に糖尿病の可能性がある私としては、そちらのシステムが日本でも導入される事を期待しているのですが・・・。バッテリ駆動時間は18時間となっていますが、毎日充電しないと行けないのは変わらずです。満充電に何時間必要なのか分かりませんが、日中利用して寝ている間に充電となるとFitbitのように睡眠中のステータスの測定はできないのは残念です。1週間くらい連続で稼働できるようになったら購入したいと思います。
