8月12日の昼に伊丹空港を発って、羽田から地上移動で成田へ、そしてサンフランシスコに飛びました。10年前に脳の病気で倒れて以降、初めて太平洋を渡った事になります。今回の旅行は突然決まった事もあり、航空運賃も結構高く、しかも妻が珍しくプレミアムエコノミーにしたいなどと言い出したため、二人で総額80万円強の航空券代を支払っておりますが、久しぶりに乗ったプレミアムエコノミーは昔より質が落ちたように感じました。まぁそれでも座席は窮屈な通常のエコノミー席よりははるかにマシではありましたが、食事は昔はもう少しプレミアム感があったような。
さて、サンフランシスコですが渡航前に天気予報を見ていた範囲では、最高気温が20℃前後で肌寒いくらいだと思っていましたが、私たちが滞在している間は、最高気温が16℃!セーターの上にウインドブレーカーを着てもまだ寒いくらいでした。宿泊したUnion Square Hotelの向かいにはユニクロがあるのですが、なんとダウンジャケットやコートが売られていて、それらがバカ売れしている状態でした。サンフランシスコの滞在は実質1.5日程度のつもりでしたが、immigrationに2時間近くもかかるという事態で、サンフランシスコ市内に着いたのは16:00頃になってしまいました。そのため初日はホテル周辺をぶらぶらした程度。しかも日曜日のため百貨店などは比較的早く閉店してしまい、実質何もできなかった感じです。ところで、私たちが最後にサンフランシスコに来たのは9.11のテロの直後だったので、もう15年以上も経っておりますが、その時との大きな違いはBART(高速鉄道)がサンフランシスコの空港まで延伸されたことです。そのため空港から電車1本30分でサンフランシスコの中心部に行く事ができるようになっており、移動は非常に楽でした。
サンフランシスコ二日目は本格的に観光するつもりでしたが、先に書いたような気候で気分的にも乗り気でなく、しかも妻が時差ボケが酷くて、朝食を食べた後はホテルに帰りたいというので、私だけケーブルカーでフィッシャーマンズワーフに行ってきました。が、予想通りとても寒く人通りも少なく(^^;; そんなわけでクラムチャウダーを一杯食べただけで早々にホテルに戻りました。ただ、ケーブルカーの1day passを購入しているので、4回は乗車しないとペイしないので、その後は妻と合流して、あちこち散策しました。サンフランシスコは物価が高くしかもレストランも当たりはずれが大きいのですが、中華料理で良ければ中華街のお店は当たりはずれがそれほどない事と、妻が渡航前から海老が食べたいと言っていた事もあり、中華街で海老を使った料理で昼食を摂りました。ただ、少人数での中華料理の場合、一皿あたりの盛りが多いため、色々な種類が食べれないのが残念であります。できれば4人以上くらいで行きたいところですが・・・。その後はケーブルカーの中では比較的空いているカリフォルニアラインを2往復くらいしてからホテルに戻りました。もう少し時間があれば、ゴールデンゲートブリッジを渡って対岸のサウサリートへ行ったりと色々できるのですが、この日程でできる事はこんな感じでしょうかね。
さて、昨日はサンフランシスコを早朝に発って、ピッツバーグに移動してきました。ピッツバーグでは妻の短大の後輩が働いていていますが、11月で帰国するという事で、その前に訪問しておこうというのがこの旅行の発端であり、本来の目的地でもあります。サンフランシスコを10時前に発ちましたが、米国内の時差の関係で、ピッツバーグ着は17時過ぎ。フライト時間は4時間30分程度だったのですが、約4時間はどこの行ったのか?とまぁ時差に関しては考えだすと分けが分からなくなるので止めますが、空港で妻の後輩にピックアップしてもらい、ホテルまで送ってもらいました。その後妻の後輩のアパート(何と家賃30万円/月!!)で夕食のバーベキューを楽しみました。牛肉は米国が定める基準の中では最上級の肉という事で「アメリカもこんなに柔らかい肉があるのか!?」とうほど上質な肉でした。そんなこんなでピッツバーグでの初日が終了し、現在は二日目の朝を迎えております。本日はダウンタウンを観光してから、ちょっとおしゃれなレストランで食事というコースを妻の後輩がプランニングしてくれておりますので、初めてのピッツバーグを楽しみたいと思います。
※後ほど写真をアップします。