今回の渡韓についての諸々

 ジュンスのライブについて書く前に今回の渡韓に関して書いておきます(実はライブに関してはあまり書く事が無い・・・というかむしろ批判が多くなりそうで)。今回も例によってANAで飛びましたが(前回アシアナを使いましたが日本のビールが無いのでもう二度と使いたくありません)、往路は座席が久々にビジネスクラスにアップグレードされました。ここで言っているアップグレードとは、エコノミークラスが満席になって、まだビジネスクラスに空きがある場合、ANAのお得意様からビジネスクラスに移してエコノミーにさらに顧客を乗せるために行われるもので、私は追加料金やマイル・ポイントは一切使っていません。どういうルールでアップグレードされるのかははっきりは知りませんが、ANAのお得意様、すなわちダイヤモンドメンバー、プラチナメンバー、ブロンズメンバーなどから優先されると思われます。私は現在はあまり飛行機を使わなくなったので、先のメンバーに属していませんが、プラチナメンバーだった時にANA SUPER FLYERS CARDを申し込んでおり、これによってほぼプラチナメンバーと同じ(同時にスターアライアンス・ゴールドと同じ)サービスを受けれる権利を持っています。なお、ビジネスクラスにアップグレードされたのは、かなり久しぶりです。2012年には海外渡航の際の50%はアップグレードされておりましたが、2013年は一度もなく2014年も年末になって初めてアップグレードされました。すなわちほぼ2年間ビジネスクラスとはおさらば状態でしたが、その間に物凄い進歩があったのか、片道2時間半の韓国路線にもフルフラットシートが導入されていました。当然寝る間なんて無いのですが、意味もなく座席をフラットにしてみたりと、しばらく座席回りの設備で遊べました。また、最近は離陸前、着陸後も映画が見れるので、往路で「るろうに剣心 京都大火編」を、復路で「るろうに剣心 伝説の最期編」を見る事ができました。ただ、機内放送などの間は映画の再生がストップするので、のんびりしていると最後まで見れないので、どうでも良さそうなシーンは早送りするなど、ちょっとせせこましいですが。帰りはエコノミークラスのままでしたが、元旦のフライトなので空席も多く、私の隣の席も空席だったので、リラックスできました。もうしばらく韓国に行く事もなくなるでしょうから、国際線に乗る機会も無くなるでしょう。
 今回の宿泊はライブ会場の蚕室室内体育館に徒歩10分ほどの場所でした。レックスビルレジデンス2といういわゆるコンドミニアムでしたが、会場に近いという以外にはあまり取り柄の無いホテルでした。最大の問題はシャワーでお湯が出ないという事です。ここも多くの韓国のホテルと同じくバスタブは無いのですが、さらにシャワーからお湯が出ません。正確には出ないのではなく、数分お湯が出た後、水に変わるという感じでしょうかね。多分、お湯を沸かして貯めておくタンクの容積が小さすぎるのではないでしょうかね。部屋が暖かいので、水のシャワーでも何とかなりましたが・・・。また大画面のテレビがあるのですが、放送がケーブルテレビの再配信のためか歌番組などの動きや照明が激しい番組ではブロックノイズが酷くて、観れたもんじゃありませんでした。さらに言うと室温もどうやっても25℃から上がりも下がりもせず。暑がりの妻が夜中に寝言で「暑い〜、暑い〜」と念仏のように寝言を言うので、よく眠れませんでしたし、コンドミニアムなのに収納が少ないし・・・とまぁあまり良いホテルでは無いという事です。カウントダウンライブのように終了後の足を気にする場合以外は利用したくないという感じです。
 さて、このホテルがあるのは地下鉄2号線の新川駅と総合運動場駅の中間くらいの場所で、周囲にラブホテルが多い場所なのですが、食事の事を考えるとここは良い場所です。タッカンマリ・サムゲタンのお店(屋根に金色のにわとりが乗っている例のお店)は有名ですが、それ以外に適当に入っても美味しくて安いので、良い感じです。今回のヒットは納豆チゲのお店ですね。日本語をしゃべれる店員は居ませんが、メニューも3つしかないので、指さしで何とかなります。お昼時には現地の人が次から次へと入って来て、小さな店舗は常に満席でした。この新川界隈でおなか一杯食べても、だいたい7,000ウォン(先の納豆チゲのお店)や8,000ウォン(タッカンマリのお店)程度。ビールを飲んだ焼き肉店でも10,000ウォンでした。それに比べるとカフェなどは非常に割高感があります。ところで、スタバのBrewedコーヒーが美味しい(薄くない)と書いたのですが、ホテルのすぐ近くにスタバがあったので、風邪で韓国到着を1日遅らせた妻が来る前に意気揚々とスタバに行ってBrewedコーヒーを注文したのですが、あれ?薄いorz どうも店によって違うみたいですね。今回は妻が日本からインスタントコーヒーを小瓶に詰めて来てくれたので、食後に妻が友達とカフェなどに行く際にも、私だけ先にホテルに戻ってインスタントコーヒーを飲むようにしておりました(男がいると話せない話もあるでしょうし)。
 今回久しぶりに日本円をウォンに両替してのですが、1万円で8万ウォンしか来なくてビックリしました。ソウルに行き始めた2007年や2008年の頃は1万円が14万ウォン近くで両替されていたと記憶しています。日本に居るとあまり感じませんが、円安を実感しましたね。先の納豆チゲも今のレートだと800円くらいですが、昔なら500円弱ですからね。輸出企業も行きすぎた円安は歓迎してないようですから、もう少し戻してもらいたいものですね。
 次の韓国行きの予定はまったくありませんし、多分行くとしてもジュンスのソロコンサートかそれが無ければ年末のミュージカル&バラードコンサートになるでしょう。何もないのに観光で韓国に行くことは絶対にありませんので。