この土・日で福岡に行ってきました。久しぶりの福岡でしたが、何となく東京より暖かかったような気がしましたが、ちょっと頭痛が酷くてシンドイ旅でもありました。
東方神起のライブですが、ヤフオクドームも東京ドーム同様満員でした。ライブが始まって照明が消灯されて浮かび上がる赤い光の海は圧巻の光景です。この光は一人一人のファンの彼等への二年越しの思いの光で、単なるスティックライト以上の輝きに見えました。
さて、今回のステージセットはかなり大がかりだという事は前回もエントリしましたが、ヤフオクドームも東京ドームと全く同じでした。ただ、以前のドームツアーでは京セラドームだけステージセットが一部異なっていた事があったので、今回もひょっとしたら京セラドームだけ違うかも知れません。なお、今回のステージセットのポイントは「目線」らしいです。どういう事かはまた後で書きます。まずメインステージ上にはセンター奥に大きなスクリーンがあり、左右にサブスクリーンが配置されたいつものスタイルです。東京ドームでは確認していませんが、ヤフオクドームでは見切れ席向けにサイドスクリーンの横90度折り返した位置に小さなスクリーンが配置されていました。メインステージ中央突端にはリフトが、またメインステージ中央辺りにもかなり高く上がるリフトがありました。メインステージ左右端には、客席上を通ってバックステージと同じ位置まで移動するサブステージが埋め込まれていました。そのサブステージは前後に動くだけでなく、バックステージ方向に横にも移動しバックステージと一体になり大きなバックステージを形成する事もありました。ステージ中央からはバックステージまで伸びる花道がありますが、この花道はセンターステージを中心に360度回転します。もちろん回転中は観客の上を通ります。なお花道や移動するサブステージの床が透けていたかどうかは、私の席からは確認できませんでした。大き目のトロッコも用意されており、フェンスのすぐ近くを移動して、バックステージのさらに後ろのバックネット前あたりまで移動。2台のトロッコが繋がるとそこそこの大きさのステージとなります。またこれとは別に小さめのトロッコもありました。ここまでのステージセットでもかなり大がかりですが、今回はさらにワイヤーで釣られて大きく飛翔する演出がありました。飛翔距離はメインステージからバックステージ横に移動したサブステージまでなので、かなりの距離でした。東京ドームでは良く分かりませんでしたが、ヤフオクドームでその距離に驚きました。またゴンドラで釣られてかなりの高所をゆっくり移動する演出もありました。このゴンドラはチャンミンは立位で、ユノは着席で移動していましたが、どちらかと言えば、座っている方が怖いんじゃないかと思うのですが・・・ってユノって確か高いところは苦手だったのでは無かったかと今頃になって思い出したのですが。ただ、これらの吊り系の演出は、スタンドの高いところの観客と目線を合わせたいという彼らの思いから実現したとの事です。アンコールパートではアリーナの観客と目線を合わせるために花道上ではなくアリーナを通ってセンターステージからバックステージに向かう演出もありました。
今回MCはアンコール前に1回、アンコール後に1回の2回でした。ヤフオクドームではソフトバンクが日本シリーズで優勝した事なども含めての話でしたが、チャンミンがその日本シリーズを見ていて、ヤフオクドームで一斉にジェット風船が飛ぶのを見て、いつか東方神起のライブでもやってみたいと言っていました。ただ、そこまでにしとけば良いのに「ジェット風船から唾が落ちてき、他人の唾がかかったら嫌だなぁ」などと彼らしい余計な話も。そう言えば東京ドーム公演では兵役に行く前のユノの大泣きのシーンが繰り返しスクリーンに映されましたが、ヤフオクドームではそれはありませんでした。
今回のライブはアンコールパートの勢いが私は結構好きでした。MaximumからRising Sun、そしてMCを挟んでウィアー、Summer Dream、Somebody to Loveと続くライブはMaximumを除けば5人の時代のノリです。そしてエンディングはBeginでした。このBegin、結構良かったです。5人の時代に最初に聴いた時は「彼等、まだ若いのに艶っぽく歌うなぁ」と思ったものでした。チャンミンなんて10代だったはずです。それに比べて今回のBeginは何と言うか清純派のBeginという感じで清々しさを感じました。一方、アンコール前のBoleroですが、東京ドームの時は違和感はありませんでしたが、ヤフオクドームではちょっと音程が怪しかったです。私の中ではBoleroと言えば福岡なんですよね。ファンミで福岡の訪れたタイミングがちょうどBoleroの発売日で、天神のTSUTAYAでBoleroのCDを購入したんですよね。サンパレスでのファンミもとても楽しかったのを今も覚えています。彼等も気合が入りすぎたのかも知れませんね。
残念ながら今回のツアーはこの後の公演は観覧の予定がありません。追加公演の発表もありましたが、来年度予算立案のタイミングと重なっているので、休日出勤も十分考えられるので、予約を入れれませんでした。この後のステージを観覧される皆様、思う存分楽しんでください。
