LIVE TOUR 2015 〜WITH〜 福岡公演2日目、札幌公演

 だいぶ遅くなりましたが、標題のライブを観覧してきましたので、レポートいたします。今回はライブにまつわる話も多々ありますが、このエントリではライブの話に絞ってお伝えします。
 さて、まずはいつものようにステージセットについて。今回はドームツアーという事で、スタジアムのスコアボード側にステージが作られ、セカンドベース付近がセンターステージに、そしてホームベース付近がバックステージという形になりますが、福岡で最初に会場を見た時に違和感がありました。センターステージはあるのですが、花道が全くありません。バックステージにはステージが置かれるようなスペースが空いているだけ。でも、まぁこれは多分センターステージ(あるいはその一部)が移動して行くのだろうというのは、JYjのライブで見ていたのですぐにピンときました。が、センターステージにはどうやって移動するのだろうか?MIROTICの時のようにワイヤーにぶら下がって・・・というのも一回は良いかも知れないけど何度もというのは無いだろうし・・・。一方メインステージは例によってセンター奥に大きなスクリーンがあり、その左右にサブスクリーンが配置されるといういつものパターンで、福岡、札幌ともサブスクリーンのさらに左右にサブサブスクリーンが配置されていました。サブスクリーンの前には高い位置にサブステージがあり、メインステージとはリフトで登り降りすることが出来、サブスクリーンの下の部分は開閉式になっていて、スクリーンの裏から現れたりできるようになっていました。メインステージのスクリーンの前は階段状になっていてそこにバンドが配置されていました。また、その階段の奥からメンバーやダンサーさんが出入りができるようにもなっていました。なお、札幌で気が付いたのですがメインスクリーンは平面ではなく湾曲してました。で、肝心のセンターステージへの花道ですが、メインステージの端にブリッジが貼りついていて、これが中央を支点に扇形に閉じてセンターステージにつながる花道になるようになっていました。またこのブリッジの支点部分はせり台になっていてこの上で歌を歌う事もありました。センターステージは後ろ半分が移動してバックステージになる仕組みになっており、またバックステージの後ろには日産スタジアムでも使われた天高く登るリフトが2台用意されていました(あれ怖いだろうなぁ)。
 ところで、今回のツアーでは日産スタジアムで使われたのと同じ仕組みのリストバンド式の発光器具が演出で使われています。今丁度サザンオールスターズの年越しライブの録画を見ていたのですが、ここでも同じ仕組みの物が使われていて最近の流行のようですね。東方神起の場合、いつもの赤いスティックライトがあるので、スクリーンで「RED OFF」「RED ON」の指示が出ますが、なかなか赤を消さない輩がいたり、途中で赤を点けちゃったりする輩も多いので、むしろ赤いスティックは持ち込み禁止にした方が演出者側の思い通りになるのではないかとも思うのですが、きっとあの赤いスティックの電池の入る発光部分は相当数まだ在庫があるのでしょうね。未だに10年前のデビュー時から同じものを使い続けてるわけですから・・・。まぁあの2009年の出来事が無ければ、もっと早く無くなっていたのは間違いないでしょうけど・・・。
 オープニングはグランドキャニオン風の場所の秘密基地のような施設に居る二人が赤いスティングレイと黒いマスタングに乗り込んで疾走するシーンからスタートします。男の子って乗り物好きですよね。ジュンスのソロコンサートも青いランボルギーニでしたし(ま、私も飛行機、鉄道、自動車大好きですけど)。で、2台の車が交錯したあとスピンターンしてスクリーンに突進してきたとたん、爆竹が派手に鳴ってその煙の奥からサブスクリーンからはみ出すように実車が登場し、二人が下りて来てライブがスタート!この演出は中々カッコイイです(^-^)b オープニングのRefuse to loseからSpinningのつながりはアルバムと同じで聴きなれているので、すぐにライブにのめり込めました。セットリストはここに置いておきます(スミマセン、まだできてません)が、10年の節目の集大成的なのか、5人の時の歌も数多く歌われました。Love in the Iceは二人では無理だろうと思っていたのですが、これが意外に良くて実はビックリしています。またRising Sunは中間のスロー部分が大幅にアレンジされてカッコよくなっていました。スクリーンには太陽やプロミネンスの映像が映し出され、ステージ上では炎が舞い上がり、もう最高の演出でした。「最先端が新しいのではなく、常に進化し続けるものが新しい」という話を聞いた事がありますが、そういう意味ではRising Sunも進化したわけです。この新しいRising Sunを5人でまた歌って欲しいなぁ・・・などと思ってしまいました。まぁ今更もう同じグループに戻るのは無理かも知れませんが、同じステージに立つ事はできるでしょうからコラボという形ででも実現して欲しいです。兵役の間の時が何か素晴らしい働きをしてくれることを期待しているのですけどね(^^;;
 今まではダンサー紹介とバンド紹介は別々でしたが、今回はダンサーとバンドの紹介が組み合わされていました。さらにその紹介中も東方神起の二人がバックステージを踊り歌いながら歩き回るシーンがスクリーンには映し出され、またユノが突然サブスクリーンの前に現れたりと、いつもならトイレタイムだったこの時間にトイレに行けなくなってしまったわけです。ただ、スクリーンに映し出されているバックステージの様子は事前に収録された映像でしたね。福岡の時は気が付きませんでしたが、札幌でも全く同じ映像が流れていました。さすがに楽屋の内装などまで福岡と札幌で同じなんてことはないでしょうからね。まぁ多分福岡で2日見ていれば気が付いたでしょうけど。
 今回はMCは結構あっさりした感じですね。WITHの意味の説明からスタート。今回のツアーでは日本のギャグはどぶろっくの「もしかしてだけど〜」が使われています。「もしかしてだけど〜、もしかしてだけど〜、向うでおいらを誘ってるんじゃないの〜」でバックステージに移動するって感じです。またトークをミスったり日本語がおかしくなったりすると、ユノがマッチ棒と言って直立するのですが、誰かこんなギャグやってるんですかね?福岡では一瞬の出来事だったので何か良く分かりませんでしたが、札幌では効果音まで付いて何度もやるので「あぁギャグのつもりなんだ」と理解しました。また、福岡の時はアルバム買っていない人には「帰れ」とユノがしかりつけていましたが、札幌では「今手を挙げた人、自慢できる事じゃありませんよ〜。是非買ってくださいね」とだいぶ下手に出るようになっていました。スタッフから注意されたのでしょうかね?あるいはチャンミンからかな?その他、福岡では「いつもライブは東京からスタートするのですが、今回は福岡からです。これは本当に良い事です」とチャンミンが言っていました、きっと食べ物の事でしょうね。札幌では「冬の札幌は食べ物が最高です」とはっきり言っていましたから。デビューした時から腹ペコ野郎でしたけど、未だに食欲旺盛なんだなぁと思いました。
 さて、エントリするまで期間が開いてしまったのでだいぶ忘れてしまっておりまして、この辺りでお許しいただきたいのですが、今回は期間があいただけでなく、札幌でライブが観れないかも知れない事態に陥ったり、福岡では遥かかなたの地にホテルを取らなければならなかったりで、ライブ以外にも色々あった事も影響しております。その辺りの事も実は書いておきたいのですが、時間が取れたらアップするつもりです。