劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!

劇場版ウルトラマンオーブ

 昨日、標題の映画を観てきました。3月11日封切りだったのですが、のんびりしているうちに、新宿ピカデリーでは最終日となっており、朝8:40からの回だけの上映で、早起きして観に行きました。テレビシリーズはウルトラマンオーブは結構楽しめました。特に宿敵ジャグラス・ジャグラーの存在が作品に良いスパイスになっていましたが、この映画はちょっとおふざけが多すぎた感じです。ハワイで戦った後に、日本で登場したクレナイ・ガイがアロハシャツでウクレレを弾いて登場するのはまだ良いとして、敵の親玉が椿鬼奴だし、敵の宇宙人サデスが変なテンションだし、ウルトラセブンの登場も唐突な感じもあったし。それにモロボシ・ダンが登場した時のセリフ「通りがかりのただの風来坊ですよ」につながるセリフにかなり無理やりな感もあり。そもそもそのセリフがウルトラセブン第一話でモロボシ・ダンが最初に登場した時のセリフだと気が付いた人が、あの場に何人居たか?昨年のウルトラマンXの映画が良かっただけに、個人的にはちょっと残念な感じです。
 ウルトラマンのテレビシリーズもオーブで一旦打ち止めになってしまって残念です。戦隊モノや仮面ライダーが毎年継続しているのに、ウルトラシリーズがこういう厳しい状況になってしまっているのはどうしてなんでしょうね?確かに等身大ヒーローに比べて特撮などで製作費がかさむのは分かりますが、日本の文化の一つとして継続・発展してもらいたいものです。