トラムウェイC11 ファイナルアンサー?

 先々週の日曜日にメーカーにC11を返送しましたが、その後メーカーからは何の連絡もなく代品も届きません。韓国から帰国した月曜日の晩に代品の発送について質問をしたところ、何ら連絡が無いまま水曜日に不在配達通知が入っており木曜日に再配達で受け取りました。メーカーにメールを送ってから返答が来るまでも4日ほどかかっていましたので、最初の問い合わせから代品到着まで丸二週間かかった事になります。
 で、届いた個体も走行状態が良好とは到底言えない品でした。まず前進時に「カチカチ」音がします。カーブでは音が消える事もある事からどちらかの側のロッドの接触と思われたので確認してみると、まず非公式側のリターンクランクのピンの差し込みが甘く、メインロッドがピンの細い部分に入り込んでいるのを発見しましたが、ピンを押し込もうにも今以上入りません。仕方なく一旦ピンを抜いて差し込み部分のプラをデザインナイフで少し削って押し込みました。また加減リンクとエキセントリックロッドの継手部分がメインロッドと接触しそうになっていたので、メインロッドを少し曲げて継手と接触しないようにしました。この調整で走行中の「カチカチ」音は消えました。また、平坦な線路を走行させても少しの起伏で動輪が空転する症状が見えたので、いつも参考にさせていただいているNゲージ蒸気機関車サイトの記事を参考に従台車のスプリングを2巻分カットしました。ただそのままだと逆に集電不良になる事があったので、スプリングを引き延ばしておきました。これで何とか安定して走るようにはなりましたが、まだギクシャクした走行だったので、ゴムタイヤが付いている動輪のギヤに、タミヤのセラグリスHGを塗布しておきました。このグリスも少し塗っては走行させ、また塗っては走行させるという事を何度も繰り返しました。その結果、以下の動画のようにそこそこ低速で安定して走るようになりました。

 この動画よりもまだ低速で走行できますが、ギクシャク感が強くなります。が、これ以上何をやったら良いかわかりませんし(セラグリスもNゲージでは考えられないくらいの量を塗布しましたし)、やりすぎるとかえっておかしくなる可能性もあるので、ほどほどのところで切り上げる事にしました。
 その他キャブが傾いていたのを修正しようとしましたが、コールバンカにしわ寄せが来たので、ちょっと思案中です。まだナンバープレートも付けていないので、それらも含めてうまく外観を整えられたら写真を掲載する事にします。