RAID5を構築している9TBのデータドライブですが、少し前から週末になるとDisk1がオフラインになりRAID Criticalになる不具合が発生しています。ログを見るとDisk1にアクセスできなくなり、その後Disk1がオフラインになっています。発生したのは先々週の日曜日の夜が最初。PCの電源を一度オフにしたらその後の起動でDisk1がオンラインになったので、そのままRAIDを再構築。Media Patrolを行いましたが、エラーも無く正常だったのでそのまま運用していたら、1週間後の日曜日の夜にまたも全く同じ症状が発生。同様の方法で復旧しエラーチェックするもまたもエラーなし。で、2度ある事は3度あるではありませんが、昨日また発生し同様の方法で復旧しております。ただ、今回は前2回と違って、RAID再構築の過程で管理ツールのRAIDXpertでBad Sectorが確認されました。念のためMedia Patrolを行いましたが、同様にBad Sectorを確認。ただ、その2時間後にBad Sectorが消えるのがログに記録されました。一体どういう事?何となくですが、暑くなってきて冷却不足を疑って、2回目のトラブルの時にPCケース全面の吸気ファンの回転数を上げたのですが、効果は無かったようです。ディスク自体のトラブルでは無いとは思うのですが、今回は切り分けのためエラーが続いたDisk1を接続するポートを1から2に変更しました。次のトラブルがポート2で発生したら、Disk自体の不良の可能性が高いので、ディスクを購入して交換したいと思います。逆に同じポート1で発生した場合はSATAケーブルを疑って交換しようと思います。過去にも結構SATAケーブルではトラブルが起きていますのですが、ケーブルの不良の方が費用も安く済んでありがたいのですけどね。
ところで、RAIDXpertが久々にアップデートされて、バージョン3.3.1540.38になっています。それまでの公式版ではWindows8.1でまともに動かず、ASRockのサイトからダウンロードした3.3.1540.28を使っていました。また、今回のトラブル対応の過程でDisk3のみドライブのWrite Back cacheがオフになっているのを発見しましたので、変更しておきました。今回のトラブルとは直接関係は無いとは思いますが、設定の異なるドライブが含まれているのはあまり良くありませんので、怪我の功名というところでしょうか。
再構築後でDisk3のWrite Back cacheをオンにした状態でCristal Disk Markで測定しておきました。
Cristal Disk Markの仕様が変わったようで、昔とのデータ一貫性がありませんが、マザーボードのコントローラでのRAID5でこの性能ですので、不満はありません。