小林可夢偉F1のコクピットに復帰

 ヘレスで行われたF1のプレシーズンテストに小林可夢偉が登場しました。ケータハムCT5を駆って54周を走行しました。ルノーエンジンを搭載したレッドブル、トロ ロッソはルノーエンジンのトラブルの影響でほとんど走行できなかった事を考えると、かなりましなテスト結果と言えましょう。なお、レッドブルルノーエンジンのトラブル以外にクーリングの問題も抱えていたようです。ESPNF1によるとマシンに塗られた塗料が熱で泡立つような状態だったようです。かなり寒いヘレスでこの状態だと、レースでは全く走れないでしょう。いわゆる緊急事態です。チームは最終日の半日を残して撤収してしまったようです。一方メルセデスエンジン、フェラーリエンジン搭載チームはかなりの周回数を重ねていました。メルセデスは既にレースシュミレーションまでこなしたようです。ただ、昨年に比べるといずれもタイムはかなり遅いようですが、現時点ではタイムをどうこう言う状態ではないでしょう。次のテストは2月18日(水)からバーレーンでスタートしますが、ルノーエンジン勢がどう巻き返してくるかが見ものです。