第10戦ドイツGP決勝

 スタートをミスったポールのウェバーをハミルトンがやすやすオーバーテイク。スタートからしばらくはハミルトン、ウェバー、アロンソベッテルの4台の戦いだったが、ベッテルが脱落。一方後方ではロズベルグが頭となって後ろが渋滞に。ブエミが燃料規定違反で最後尾にさがったため17番グリッドからスタートとなった可夢偉はオープニングラップで12番手までジャンプアップし二週目にはさらに11番手にポジションあげてきます。この後はタイヤ交換前後で何度かポジションの入れ替わりはあったものの、最終的にはハミルトンが優勝し2位にアロンソ、3位ウェバーとなりました。母国GPでの優勝を夢見たベッテルはプレッシャーのためか4位と表彰台を逃す事に。F1ドライバーにとって母国GPのプレッシャーはかなりの物なのでしょう。あのセナでさえ8回目(だったかな)の母国GPでの優勝でしたから。可夢偉は最終的には9位でゴール。最後は10位のペトロフのプレッシャーを受けながらでしたが何とか抑えきった形ですが、17番グリッドからのこの結果は素晴らしいです。このレースではスーティルの速さが目立ちましたが、彼にとっても母国GPであり、しかもメルセデスエンジンを積んだマシンで、本家のメルセデスGPの2台を抑えての6位はお見事です。なおレース中にハイドフェルド接触したブエミは次戦の予選グリッドから5グリッド降格のペナルティを受けています。次戦ハンガリーGPは今週末に連戦での開催です。

順位 ドライバー チーム
L.ハミルトン マクラーレン
F.アロンソ フェラーリ
M.ウェバー レッドブル
S.ベッテル レッドブル
F.マッサ フェラーリ
A.スーティル フォースインディア
N.ロズベルグ メルセデス
M.シューマッハ メルセデス
小林可夢偉 ザウバー
10 V.ペトロフ ルノー
11 S.ペレス ザウバー
12 J.アルスエルグアリ トロ ロッソ
13 P.ディ・レスタ フォースインディア
14 P.マルドナド ウィリアムズ
15 S.ブエミ トロ ロッソ
16 H.コバライネン ロータス
17 T.グロック ヴァージン
18 J.タンブロジオ ヴァージン
19 D.リチャード HRT
20 K.チャンドック ロータス