PC設定を見直す

 一ヶ月ほど前にPCのオーバークロックの記事をエントリしました。その後のメモリ交換後のストレステストなどでも問題は無く通常運用を始めたのですが、不定期にBSODに落ちたり、OSがフリーズする現象が発生しました。GW中も宝塚に規制したその日からフリーズして、GW中の番組録画はほとんど失敗していました。宝塚でテレビでほとんど見ていたので、録画に失敗した事自体は問題はありませんでしたが、安定運用できないといざという時に困ります。設定を弄るまえに何が原因かを突き止めないといけませんが、まずイベントログに残っている記録は"Kernel Power 41"です。文字通り読むと電源周りの不具合によるものですが、省電力機能が悪さをする場合もあります。が、このエラーは以前にPhenom II x6をK10-statで制御していたときも良くお目にかかった事があり、K10-statのパラメータで回避した記憶がありますが、CPUのクロック制御に電圧制御が上手く追いついていないのではないかと自分では理解していました。で、4.6GHz設定時に電圧をリアルタイムで見れるアプリを表示し続けていると、CPUに負荷がかかっていなくても電圧が極端に下がる事があるのを何回か確認しました。また長時間のストレステスト中もPCが落ちる事は無いのですが、電圧やCPUクロックがふらついたりする事も確認できました。やはり電源かマザーボードの電源周りが怪しそうな感じです。とりあえずCPUクロックを4.5GHzに落としてみると、そのような症状はほとんど見られなくなり安定しました。それと同時に電圧も見直しました。他の方のブログを参考に見てみると、4.5GHzならデフォルトの電圧でも問題無さそうでしたので、まずはUEFIを初期化して動かしてみましたが、いつもエラーを吐くCPUコア#6ではなくCPUコア#0がエラーで落ちましたので、少し上げて、1.4Vを設定。UEFIでこの電圧を設定すると、負荷時にはCPU-Z読みで1.44Vがかかっていますが、現在はこれに設定しています。なおCPU NBの電圧を重要という人もおられますが、私の場合はここはデフォルトの1.875Vのままで動いています。NBの動作周波数を2200MHzより引き上げる場合は弄る必要があるのかもしれませんが、このマザーボードではDDR3-2133の状態で例えばNBクロックを2400MHzに設定してもCPU-Zでみると2200MHzで動作していて、設定が反映されません。DDR3-1866の場合は設定が反映されますので、マザーボードのバグなのか、あるいはAM3+の仕様がそうなのか分かりませんが。なので、NB電圧設定を変更する意味も無いわけです。CPUクロックを緩めたのあわせて、メモリ設定も少し変更してtRCDを9に詰める代わりにtFAWを22に緩め電圧も1.56Vに下げました。これでも安定しているので、本当に良い買い物をしたと感じています。