ECU問題

 マクラーレンの子会社のマクラーレン・エレクトロニック・システムズの開発によるECU(エレクトロニックコントロールユニット)が全チームに供給されていますが、2014年シーズンに向けた変更が行われた事により、プレシーズンテスト中から色々と問題が発生しておりました。が、先日のオーストラリアGPではウェバーのマシンでトラブルが発生し、フォーメイションラップ中にピットとの間でテレメトリー情報のやり取りができなくなり、さらにスタートでのエンジン制御がうまく行えず大きく後退し、レース中にはKERSも使えなくなったとの事です。ウェバーは自分のミスでは無いのでサバサバしたコメントでしたが、レッドブル代表のホーナーは強く抗議しマクラーレン側も調査する事を約束したようですが、その調査はマクラーレン側に起因する問題ではなく、レッドブル側のセットアップに起因する可能性もあるというのが、マクラーレン側の主張のようです。いずれにしても、各マシン、ドライバーがベストな状態でバトルし、面白いレースが展開されることを期待したいものです。