第12戦ベルギーGP感想

 iPhoneアプリで1周目のデータが落ちてこず、データが表示されたとたん「SAFETY CAR DEPLOYED」の文字!しかも可夢偉は最後尾に!あぁ、一昨日の追記で「何はともあれ第一コーナーのラ・ソースを無事に抜ける事がまず重要です。」なんて書いたのがそのまま現実になってしまったとは(T_T) 事故はグロージャンがハミルトンに幅寄せし、ハミルトンのタイヤに乗り上げた結果、ハミルトンはスピンしてクラッシュ。一方グロージャンはハミルトンのタイヤに乗り上げた勢いで、ミサイルのごとくペレスとアロンソを急襲。その勢いでラ・ソースを曲がりかけた可夢偉のマシンまで巻き込んでしまったのでした。可夢偉オンボードカメラでの映像では、後方からカラフルな瓦礫がすごいスピードで吹っ飛んできたのが映し出されていました。このクラッシュでバトンの強敵となるはずのアロンソ、ハミルトンが消えてしまい、ライコネンは序盤からギアボックスの5速を失った結果、バトンに肉薄できず、バトンのポールtoウィンで楽勝レースとなりました。スパが得意なシューマッハも他車のクラッシュの影響で一時表彰台圏内を走行するも、終盤ギアボックスの6速を失ってずるずると後退してしまいました。
 なお、クラッシュの原因となったグロージャンには、1戦の出走停止処分と5万ユーロの罰金が科せられています。グロージャンがレースに出走しない場合、ルノーは代役でレースをすることが可能です。また、あからさまなフライングスタートを行ったマルドナドは次戦で5グリッドの降格のペナルティが、またセーフティーカーが掃けた直後にグロッグと接触した事故でさらに5グリッド降格のペナルティが課せられ、次戦では10グリッド降格のペナルティとなっています。
 次戦イタリアGPは今週末9月9日に伝統のモンツァサーキットで開催されます。予選は日本時間の9月8日(土)の21:00から。決勝は日本時間の9月9日(日)21:00からです。BSでの放送はそれぞれ、0:00から、23:00からとなっています。