台湾旅行雑感

 ライブ以外の今回の旅行に関して簡単にまとめておきます。まず、往路は羽田から台北松山空港全日空で飛びましたが、今回もビジネスクラスにアップグレードされたのは既にレポートしたとおりです。3時間半のフライトなので、これはありがたかったです。現地の天気ですが、訪問前はずっと雨天の予報でしたが、到着日は湿度は高かったものの雨は降っておらず、翌日も午前中は青空も見える天気で15時頃までは雨も降りませんでしたし、最終日も雨には合わずで良い方向に天気予報は外れてくれました。ただ最高気温は30℃を超えてかなり暑かったです。
 宿泊したホテルはHOWARD THE SUITES TAIPEIで昨年に続き2回目。当初予約した部屋のシャワーが壁に直付けだったのを妻が嫌がり、追加料金を支払ってハンドシャワーのある部屋に変えてもらいました。ちょうどリンク先のページの写真のタイプの部屋で、冷蔵庫、電子レンジやキッチンもあるコンドミニアムタイプの部屋です。部屋は扉を入ってすぐのリビングと小さな書斎風の部屋とベッドルームに分かれ、ベッドルームのクローゼットの他にウォークインクローゼットもあり、長期滞在にも適しています。従業員の人たちもとても良い人達ですし、朝食のバイキングも洋風・和風とそこそこの品揃えです。また、松山空港からMRTで2駅。タクシーでも100元(約300円)程度と、空港からのアクセスも良く、台北アリーナにも歩いて行ける距離にあります。有線・無線のネットワークも完備されていて無料で利用できとても気に入っているので、自分たちが使いたいときに満室だと困るので、皆さん利用しないでください(笑)
 初日はチェックイン後特に何もせず、夕食を食べに行ったのは初日のレポートに書いた通りです。翌日はSOGO百貨店へ行った後に台北101へ登りました。SOGO百貨店では妻はiPhone用のプライバシーシートを買ったのですが、なかなか店から出てこないので何をしているのか見に行ったところ、イケメンの店員さんが一生懸命シートを貼ってくれている姿に見とれていました(-_-;; 次にMRTを乗り継いで台北101へ移動。下車したCity Hall駅には阪急百貨店があり、そのデザインがまるで梅田の阪急百貨店のようでした。その駅から台北101へは無料のシャトルバスで移動しました。450元を支払って高速エレベータで展望階へあっと言う間に到着。妻は以前に台北101には登った事があるとの事でしたが、その時は天気が悪く雲の中で、眺めを楽しんだのは今回が初めてだったようです。

 景色以外には制振のための構造が面白かったです。また台北101のユルキャラがその制振設備からデザインされているとの事でした。ところで台北101の展望フロアで販売されていた中華チマキがめちゃくちゃ美味しかったです。もしこれから行かれる方は是非お試しください。その後地下のフードコートでデカいアイスクリームを妻と分け合って食べてからタクシーでホテルに戻り、しばらくして18時頃にライブに向かいました。ライブ後の夕食は兄弟大飯店で飲茶を食べるつもりだったのですが、既に店は閉店していて入れず。その周辺に日本食店も何軒かあるのですが、どこも営業を終了していました。そのためホテルの近くのビアホールに入ったのですが、ここがビールのみならず食事も美味しくて大正解でした。ただ、とても辛いメニューもあるので辛いのがダメな人は注意が必要です。メニューには英語表記があり店員さんも英語が話せる人が数人いて、英語が話せれば不自由はしないと思います。なお、このお店は基本若い人向けのお店の様で、見たところ学生と思われる人たちが大半でしたが。
 最終日は11時過ぎにチェックアウトしてタクシーで空港へ。空港ラウンジに荷物を置いた後私は会社への土産物を買いに免税店に向かいました。上司が中国好きで向こうへ行っては変な土産を買ってくるので中華圏の土産物には皆警戒するので、パイナップルケーキという定番の土産物にしましたが、私の部署は50人以上もいる大所帯で土産が重くて大変でした。しかも6箱買ったらひと箱おまけすると言われて、7箱を持ってみたのですが、とても持ち運べる重さではなかったので、5箱で1箱おまけしてくれと交渉しましたがダメでした。ひと箱の個数を聞いてみたら4箱で足りる事が分かったので、結局5箱も買いませんでしたけど。しかしこのように同じ物を何個か買うと割引になるというのがこの国の商売の基本の様ですね。コンビニですら「同じドリンクを二つ買うと40%引き」とかやっているのには驚きました。
 帰りのANA便はビジネスにはアップグレードされず、事前に予約した席でのフライトとなりましたが、羽田到着後にArrival Rougeで一服してから妻は伊丹空港へ乗り継ぎ、私はバスで新宿まで帰りました。
 さて、今回松山空港到着後にMRT駅でEasy Card(悠遊卡)を購入しました。日本のSuicaなどと同じような電子マネーですが、SuicaFeliCaでその機能を実現してるのに対して、こちらはRFIDによるもので基本的には似て非なるテクノロジーです。MRT、市内バス、高速バスなどの乗車に利用でき、コンビニ、ドラッグストア、スタバやドミノピザなどの飲食店で利用できる場合もあります。駅などで購入できるのは500元で内100元がデポジットとなっています。これで乗車するとMRTの料金は20%割引きになりますが、もともと区間運賃が20元(60円)とか30元(90円)とかなので、割引額自体はそれほど大きくありません。しかし、ソウルもそうですが公共交通機関やタクシーの運賃の安さ(というか日本の高さ)には驚きます。タクシーは台北101からホテルとホテルからライブ会場が160元(500円弱)程度。ライブ会場からホテルは130元(約400円)、ホテルから空港が90元(約300円)でした。また、小銭が増えても困る(どのコインがいくらかとっさに分からないので急いでいる時に小銭が使えない)ので、おつりは要らないと言うのですが、どうしてもおつりを返されてしまい、しかも一度は返されたお釣りが本来の額より多かった事もありました(^^; お釣りを返さないといけないという法律か何かでもあるのでしょうか?
 今回は久々の2泊3日の比較的時間に余裕のある旅行でした。台湾は料理も美味しく、今回はゆきませんでしたが私の興味のある物も売っているので、ライブと関係なくゆっくり行ってみたいと思っていますが、さてはて、いつになったら実現する事か・・・。