録画済み番組消化

 キーワードを元に日々勝手に録画されている番組で、HDDの空き容量はどんどん減っていきます。どんどん見て消化しないと、すぐにHDDの色が赤くなってしまいます。今日は以下の3本を消化しました。

  1. N響アワー マーラー 一千人の交響曲交響曲というと観るというより聴くですが、このマーラー交響曲8番はちょっと違います。交響曲でありながら2部構成で、天界と地上界を描写するものですが、なんせフルオーケストラ以外にソロ歌手8人、混声合唱団、児童合唱団と総勢500人ほどが舞台に上がるのです。しかも2階客席にも金管部隊が配置され2階のパイプオルガン席からのソロ歌手の歌唱もあるという、聴くだけではなく観ていても面白い曲です。これだけの曲なので生で聴く機会もめったに無いわけで、N響での演奏も19年ぶりらしいです。なおこの放送は途中がはしょられたダイジェスト版でして、2月5日に全曲版がBSで放送されます。興味のある方はご覧になってみてください。
  2. 世界遺産 時を刻む「向井理のオランダ"サイクル"紀行」:こちらは男前の向井理がオランダを案内する番組。2回ほど出張でアムステルダムを訪れており、見ていて懐かしくもあり、新たな発見もありで楽しめました。特に風車の場面は実物を見る事ができなかったのでとても興味深かったです。番組冒頭からのアムステルダムにおける自転車の利用のされ方。人、自転車、自動車がうまく分離された交通システムは、実際に現地に行って知っている者としては、日本が見習うべき部分はとても多いと改めて実感しました。とても良い街なので、アムステルダムにはもう一度是非旅行でゆっくり訪れたいものです。なお、私がアムステルダムに行った時の写真はYahoo Photoで公開しています(PCでないと見れません)。大した写真はありませんが、アムステルダムの雰囲気を少しは感じとっていただけるかと。
  3. ウルトラマン列伝「完全生命体!イフ対マックス!!(元題:第三惑星の奇跡)」:ウルトラマンマックスは、全編通して人類による環境破壊へのアンチテーゼがテーマとして盛り込まれた作品で、例えば地球を侵略する宇宙人の大義名分が「人間による汚染により死にかけている地球を救う」というものだったり、最終回では地底に住む地球の先住民が、汚染が地下にまで及んだため人類を滅ぼそうとする話だったりします。この「第三惑星の奇跡」は宇宙から飛来したマシュマロのような物体(イフ)が、攻撃を受けるとそれと同じ能力で相手を排除しようとするようになり、ウルトラマンマックスの技であるマクシウムカノンやマクシウムソードも身に付け無敵になってしまい、人類を絶望の淵に叩き落とします。が、全身武器の塊だったイフが、盲目の少女が演奏するピッコロの音を聴いて全身が楽器の体に変貌を遂げて最後には宇宙に帰ってゆく・・・という話です。どんな武器でも、そしてウルトラマンでも倒せなかった相手だったのに、一人の少女の楽器の音が地球を救ったわけです。力で平和は得るこができないが、音楽は平和をもたらす事ができる・・・というメッセージと受け止めています。