箱根駅伝往路

 東洋大学が下馬評を上回る快走で、往路記録を5分以上も縮める驚異的な記録を打ち立てました。初めてトップで襷を受けた柏原の走りが注目されましたが、見事に5区の記録を更新。気迫が感じられる走りでしたね。2位の早稲田も昨年の東洋大学の往路記録とほぼ同タイムで走っており、記録としては素晴らしいものだったのですが、なんせ東洋大学が強すぎました。またエース鎧坂を欠いた状態で3強に食い込んだ明治大学の走りも素晴らしいものでした。明日の復路は5分以上の差をひっくり返すのは、東洋大学の実力からすると困難とも思えますが、そこは1区間の長い箱根駅伝です。結果を見るまでは分かりません。復路のもう一つの楽しみとしてシード校争いがあります。往路では学連選抜が10位に入っていますので、現時点ではシード校枠が一つ少ない状態です。また、明日は8位以下が繰り上げスタートとなるため、シード権の10位までの順位が見た目と異なる事が十分あり得ますので、ゴール後のタイム集計による順位確定まで、参加各校はもとより観覧する我々としても気が気でならない状態になりそうです。明日も全選手が元気に走り各校の襷が最後までつながる事を祈っています。