第6戦モナコGP予選

 先週のスペインから連戦での伝統のモナコGP。ポールを奪取したのはレッドブルベッテル。2番手のバトンに0.5秒の差をつけてのスーパーラップ。以下、ウェバー、アロンソシューマッハ、マッサ、ハミルトン、ロズベルグ、マルドナド、ペレスまでがトップ10。なお、可夢偉の同僚のペレスは果敢な攻めでQ3に進出するも、10コーナーでクラッシュし赤旗中断の原因に。彼自身メディカルセンターに搬送されるも意識もあり話ができる状態との事。6番手のマッサと7番手のハミルトンの間には0.4秒の差がありますが、ハミルトンのタイムは赤旗後のタイムで30分の中断によってコースコンディションが変わってしまったためと思われますが、いずれにしてもオーバーテイクが困難なモナコではこのポジションは厳しいでしょう。ただ、例年と違ってタイヤによる影響も大きいですし、モナコでは今年初めてスーパーソフトタイヤが投入されている事もあり、タイヤ面での波乱の可能性はあります。可夢偉は13番手タイムでQ2ノックアウト。Q2のタイムは同僚のペレスより0.5秒遅いタイムでした。トラフィックに合っていたようには見えませんでしたので、マシンに(セッティング等で)何か問題があったのかも知れません。また、この予選ではHRTの2台はタイムを残していません。理由は分かりませんが、107%ルールが適用され出走できない事も予想されます。モナコGP決勝は日本時間の明日29日21:00〜です。